【子育て】 ラバーカップを引っこ抜く夜
長男は絶賛トイトレ中である。1人でトイレに入って用を足したりできるようになってきた。
この排泄のお世話がなくなるとかなり親の負担は減る。やれやれ、やっと少し手が離れるか。と思っていた矢先、トイレから
「ママー!」
と聞こえてくる。なにごとかと思い駆けつけると、トイレが流れないらしい。床にはトイレットペーパーの芯とオムツが転がっている。
トイレットペーパー無くなりそうだったけ?
そう、長男はありったけのトイレットペーパーを便器に突っ込んだのだ。
トイレットペーパーをいれたらどうなるのか知りたかったようだ。その結果トイレが詰まるということがわかった。
・・・
現在19:50。わが家の就寝時間まであと10分。この絶望的な気持ちで、でかかった言葉を一旦飲み込み、黄色い帽子のおじさんを召喚する。
すでにマズイことをしたと思っている表情の長男に、私が捻り出したのは
「オムツは流さなくてよかった!」
であった。そして滔々とトイレが詰まると非常に困ることを伝え、もうやってはいけないと諭した。
まだまだ黄色い帽子のおじさんの寛容さやユーモアには及ばないが、彼の存在が私に問いかけるものを受け取り続けていきたい。と考えながら、トイレ用のラバーカップをを引っこ抜く。
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