タイムトラベラーの末路
あきやさんの講演会を3回全てタイムトラベラーとして参加した。第1回と第2回は都合がつかずアーカイブにて、第3回は抽選にもれてしまいこちらもアーカイブにて。
自問自答ガールズを名乗った日から、リアルな自問自答ガールズさんに会ったこともなければライブの空気感を知らずに生きているタイムトラベラー自問自答ガールズだ。
本のワーク、カフェのワーク、コンセプト会のワーク、それぞれnoteに残したいと思いつつ出来ていない。自問自答ガールズさん達のnoteを読みながら、自分はなんて怠け者なんだろうと凹むこと約半年。(凹む暇があったらやればいいのに、やらないのが私)
しかしながらこんなタイムトラベラー過ぎる私にも、思いがけずこの3つのワークが一気に消化される日が来た。
これはワーク全部乗せの記録🍜🍥
📖リアル読書会がしたい!
始まりは会社の簡単なサークル活動の一環だった。
私が属している会社には小さいながらも様々なコミュニティ活動が存在しており、私は『読書会』なるものに参加していた。そんな中同じ会に属している同僚にふと“せっかく読書会があるのなら、リアル読書会やってみたいですね”というひと言を発したところ“それ良い、やりましょう!”ということになったのだ。
イベントで紹介する本を選んでいる過程であることに気付く。
好きな本があって、美味しい飲み物があって、コンセプト会を企画している…?これってあきやさんのワーク全部乗せじゃない??よく言えばなんて贅沢な!しかしなんて怠け者…邪道過ぎる、、、大丈夫でしょうか。いやあきやさんは大丈夫と言ってくださるはず・・・!!
📖好きなことに集まる人はあたたかい
社内では1ヶ月ほど前に周知したものの、元々小さいコミュニティであり全国の拠点にいる社員が集まるのは中々難しい。結果集まったのは5人。
勢いで開催を決めたものの、盛り上がらなかったらどうしよう、参加してくれた人に楽しんでもらえなかったらどうしようと開始直前までの不安でいっぱいな私を見て、企画に賛同してくれた同僚は“大丈夫!絶対楽しい!”と笑っていた。心の中のあきやさんからも“需要がなくてもやるんだよ!”という声が聞こえる。
こんな小さいイベントなのに!とオロオロする私をよそに、企画を知った上司が協力してくれイベント開催スペースには暗幕で区切りを入れてくれた。他部署の上司はお菓子の差し入れをしてくれた。
同僚が看板と共にモニターを用意しタイムスケジュールを投影すると、いよいよ何だかそれらしい雰囲気になってくる。
上司が会社のコーヒーマシーンも無料解放してくれたのでカフェフリー。
雰囲気に合う良い感じのBGMも流した。
お気に入りの紅茶を振舞ってくれた参加者もいて、集まってくれた人達はやっぱりあたたかかった。『好きなことをしていると、それに共感してくれるあたたかい人たちが集まってくれる。』――――それをしみじみ感じた素敵な夜になった。
📖少しずつ前に進みたい
周りの優しさと温かさに見守られ助けられ、大成功の会になった読書会。
普段自分が手に取らない本を知ったことは勿論、みんながそれぞれ紹介した本から何を学んだか、何を感じたかは実に興味深かった。普段仕事で顔を合わせているメンバーがどんなことを思い生きているのか、自分の生き方も中々良いじゃんと思えるような話もできた。
そして、アウトプットが苦手な私にはこういう場所が良い訓練になるのだと学んだ。本を読むだけではなく、それについてあらすじを要約してわかりやすく伝えたり自分がどう感じたか話す場所を定期的に持つことで、もっと表現力が身に付くしファッションも同じなんだと実感できたことは大きかった。自分の気持ちや情熱を表現することの手段のひとつがファッションなのに、アウトプットが苦手な私がファッションセンスを磨けるわけがない。
読書会自体勿論面白かったが、参加者みんなのアウトプットや言葉の重さを受け取った時、私はなんて薄っぺらいのかなと反省した。noteを書くこともままならない表現力と少ない語彙力の私は、のろまなカメみたいな速さでこれから少しずつ前進出来たら良いなぁと思う。
📖本のワーク3冊
読書会用の本を選ぶ過程で、本のワークもやってみた。私が選んだ3冊の本。
◆なりたい
私の断捨離の神様みたいな本。
言葉通りのシンプルで美しい表紙に惹かれて購入したけど、何度も読み返したくなるバイブル的な本。この方の本が気になって他にも購入した。
ファッションにおいてもシンプルで洗練されたものに憧れるし、住まいも思考ももっとシンプルに生きたいなぁと思わされる本だった。おかげさまでクローゼット含むお部屋の断捨離が今年は物凄い勢いで加速した。
◆好き
読書会で紹介した好きな本。
完全にビジュアルの可愛さに惹かれて手に取った本。ルッキズム小説を謳っているだけあって、この魅力的なビジュアルなのかな。
読み終わると、外見だけで物事を捉えるような価値観にグサッと刺さる。自分の価値は自分でいくらでも決められる、自分を愛せる自分になろうと思える1冊だった。
◆似合う
めちゃくちゃ私が書いてそうな本だと思って買わずにはいられなかった。いつも怠けているサボっていると思われがちだけど、本当に充電しないと無理なんだもん。基本的に家から出たくないし、会いたい人はとても少ない。
そんな生き方でも大丈夫なんだと励まされる本だった。
3冊の本からわかる通り、シンプルで洗練されたファッションを見ると“あんなファッションがしたいなぁ”とつい目で追ってしまうし憧れはあるのだけど、いざ買おうと思うと可愛い服が着たくなるし、インパクトがあるものやクセのあるものを着たい自分もいる。
だけど普段は何だかんだ無理したくなくて、何ならパジャマで会社に行きたい(行かないけどね!)と思いながら生活している私らしい本のワークになった。
こんな無理矢理まとめてしまったワーク。
タイムトラベラーの末路は全部乗せだった🍜🍥
もっとアウトプットしたいし、ちょこちょこnoteを書きたいなぁ。
ここまでお読みいただいた方、ありがとうございましたʕ·͡·ʔ