主婦が自宅教室を始めたときの失敗談「価格設定を安くしてしまった」事
自宅でお教室業をしようかな?と考えている方の参考になりますように
私は、5年前に自宅でお教室業を始め、今では多くの生徒に恵まれて店舗を持つことができるようになり、教室業を順調に伸ばすことができています
そんな私も開業当初は自営業については全く無知の状態でスタートしましたから、様々な失敗をしてきました
私の失敗談は、多くの企業する方が必ず通る道で、悩みの種だと思います。 「今から企業を考えている」 「起業準備中」 「起業1年目」の方に参考にしていただければ幸いです
「価格設定を安くしてしまった」弊害について
私の教室業は、自分の技術を提供するお仕事です(子供向けの習い事)
だから、自分に値段を付けないといけないのだけれど、自分の値段設定をどうすればよいのか分からないし、自信がなかったんです
だから、開業当初は 1回のレッスンを 【1000円+税+雑費】 でスタートしました
「自宅教室だから、場所代がいらないし、自分の価値が分からないからそのくらいかな?」
という、すご~~~く安易に値段設定をしてしまいました
そうすることの弊害は、「安さで来るお客様しか集まらない」ということ。
“安さ”でいらっしゃるので、本当に技術を欲していない人も遊び感覚でいらっしゃることがありました
だから、こちらが真剣であったとしても、相手は“遊び”なので、真剣になればなるほど精神的に「私はこんなにしてあげているのに…返ってくる対価がこれだけでは割に合わない…」のように、お客様に対していら立ちを持ってしまう羽目になってしまいました
一番最悪なのは、“託児”として利用されてしまった事です
私の教室は子供向けの習い事なので、お子様に技術を提供するのですが、「他の兄弟も興味があるからお願いします」ということでいらっしゃるお客様も現れるようになってしまいました
そうすると、私にとっても、そのきょうだいさんにとってもメリットはないわけですよね
こどもを習わせる親側としたら、「安くてきょうだい2人を習い事として長時間預けられて一石二鳥」なわけです
一般的なこどもの託児でも、一人1000円はそうとう安いです
自分の値段を安く見積もらないで!
自分に値段を付けるって、最初は不安だと思います
値段設定は、家賃や光熱費、雑費など必要経費は明確な数字となって現れます
でも、自分の値段って、自分で判断するしかないんですよね
だから、
●自分がお客様に提供するためのスキルは、自分が身に付けるまでどのくらい時間を投資したのか?
●どのくらいお金を投資したのか?
自分が投資した時間とお金を、いくらで提供したいのか?
を、考えてみてください
後から値段を上げることは、と~~~っても難しいんだから!
(ほんと、値上げは精神的に理解を頂くのが大変だった…。
値上げ後、今でもお金のことを言ってくるお客様もいらっしゃるし…)
絶対にやってはいけないことは、
安さを売りにしないことです!
自分の提供する価値に対して、納得して代金を支払ってくれるお客様が、あなたの正当なお客様です
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