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【藤井風】 LOVE ALL SERVE ALL Stadium Live @パナスタに行ってきました!

人生初のライブ。ようやく迎えた風さんに会える日。
早朝、夢か現実かよくわからないまま、吹田に向かった。

10月15日(土)、空には雲一つなく、一面に青が広がっていた。こんなにお天気に恵まれるとは。お祭りにぴったりな“秋晴れ”。少々暑すぎて途中で熱中症になりかけたけど。

万博記念公園駅に到着すると、スタジアムに向かう道の両脇にLASAカラーのサーモンピンクの旗がずらりと立ち並んでいて、私達観客をお出迎えしてくれた。スタジアムの壁に貼られている巨大なポスターを見た瞬間、「本当に来れたんだ」と実感した。

LASAの旗
パナソニックスタジアム壁面の巨大ポスター


朝9時に会場に到着してから17時のライブ開演までの約8時間、グッズTシャツを買って着替え、SERVE ALL AREAで長蛇の列に並びベジフードを楽味わった。ベジフードの中のハイライトは、クミンの香り強めの大豆ミートタコライス

SERVE ALL AREAにて ベジフード

17時15分頃、待ちに待ったライブが開演した。目の前に、インド風の白い衣装に身を包んだ風さんが仏像みたいに座った状態でステージごとゆっくり上昇して登場する姿が見えた。本物だ。そしてすぐに「なんなんw」が始まった。

スタンド席からは風さんが少し遠かったが、ステージ両サイドにある最強巨大スクリーンのおかげでお顔がはっきりと見えた。風さんは凄く綺麗な瞳をしていたのが印象的だった。初のライブで色々慣れず必死な私に対して、澄まし顔というか、どこか違う世界が見えているかのように平然とクールな表情で歌う風さん。いい意味も悪い意味もなくニュートラルにそう見えた。そして時折見せる魅力的な柔らかな笑顔。この笑顔が最強。何にも負けない。

風さんは次から次へと歌い踊り、ライブはどんどん進んでいった。YouTubeで何回も見ていたFree Live@日産スタジアムとは違って、全体を通して風さんのMCは少なかった。とにかく沢山の曲を披露しようとしてくれたんだと思う。正直、五感から入ってくる情報量の多さに混乱して記憶が曖昧なところも多々あるが、特に印象深いシーンが2ある。

一つ目はみんな大好き新曲「grace」。新曲を披露してくれただけでも嬉しいのに、まさか自由に写真も動画も撮影OKとは。風さんが届けたい"Be free"のメッセージが伝わった。「grace」の中でお気に入りの歌詞、

「息もできずに怯えてた日々は遥か彼方の空へ飛ばした 今や無敵」

藤井風「grace」より

の「今や無敵」で風さんが右手で無敵ポーズ(力こぶし)をしていたのが可愛かった。

新曲「grace」を披露

印象深いシーン二つ目は「まつり」。風さんと会場のみんなと踊れるのが楽しくて仕方なかった。曲の後半あたりで、このライブに来ることができて本当に良かったという想いがどんどん込み上げてきて、踊りながら泣いていた。苦しかった時期を支えてもらった風さんにありがとうの気持ちで一杯で、胸の中で何度も「風さんありがとう」と呟いていた。曲の終盤ではスクリーンに映し出される花火に加えて、本物の花火が次々と空へと打ち上げられた。圧巻なステージだった。

ライブ最後の一曲は、「旅路」。楽しい時間は一瞬で終わりを迎えようとしていた。歌う直前、風さんが「わしらは同じ時を生きる同志。(ニュアンス)」、「一人一人がPerfectな存在。みんなAmazing。(略)」と言ってくれた。ライブを楽しむ一方で、風さんのカリスマ性に圧倒され、自分はちっぽけな存在なのではと心のどこかで感じていた中で、その言葉は大きかった。見た目や話し方、持っている才能や環境も全然違うけれど、風さんも私と同じ一人の人間なんだって改めて感じた。そんな素敵なメッセージを届けてくれる風さんに負けないように、自分ももっと頑張らなきゃいけないと思わされた。

こうして私の初めての風さんのライブは終わった。一言で表せないほどに、朝から夜まで盛り沢山な一日になった。この日のことは一生忘れない。
またいつか、大好きな風さんに会える日まで頑張って、時にはゆるく楽しく自由に日々を過ごしていきたい。


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