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無職だった私が婚活で主人と会い17年間の結婚生活を送っている話③

私たちの関係は順調に発展していきました。当時、私は28歳で、夫は30歳でした。彼は実家に住んでいたため、金銭的にはかなり余裕があり、彼は私を様々な場所に連れて行ってくれました。私たちの世代では、男性がデートの費用を全額支払うことは珍しいことではありませんでした。

私たちはディズニーランドへ行ったり、箱根で美術館を巡ったり、一泊の温泉旅行を楽しんだりしました。横浜でのディナークルーズ、新宿でのショッピング、鎌倉巡りなど、まるで無職の女性に王子様が現れたかのような日々を過ごしました。

しかし、私たちは一泊の温泉旅行をするなど、親密な時間を共有しているにも関わらず、手を繋ぐこと以外には進展のない、プラトニックな関係を続けていました。

その理由とは何故か?
続く

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