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【「お金のいらない国」から学ぶ】コロナ休業中の今、なぜ無給で働いちゃいけないの?


4月から中小ベンチャーに転職し、コロナの影響で1週間後に会社が休業となり

一時フリーター生活を送っている、「まるがお。」と申します。



皆さん、長島龍人さんの著書「お金のいらない国」をお読みになったことはありますでしょうか?



前澤友作さんがおすすめの本としてご紹介されていて

前から気になっていたので読んでみました!

どんなお話かというと...



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タイトルにもなっている「お金のいらない国」は名前の通り、

何をするにも一切お金のいらない国、

というか...「お金」っていう概念すらない国です。


喫茶店でお茶するのもタダ、洋服を買うのもタダ、家だってタダ...。

なんてしあわせ。。夢のような国です。


この国で生きている人たちは「お金」というものに囚われることなく、

のびのびと暮らしています。


「こんな国だとみんなが楽して働かないのでは?

だって誰でも平等に好きなものをタダで手に入るんでしょう?」

と思うのですが、むしろ逆なのです。


お金のいらない国で生きている人たちは、「仕事=社会への奉仕」と定義し、

世の中のひとりひとりがしあわせに暮らしていけるように

みんなで協力して一生懸命働いています。


「お金」という概念がありませんから、

「仕事はお金をもらうためにするものだ!」

「働いた時間や労力に見合ったものを頂かなければ!」

と考える人はもちろんいません。

”いかに誰かの役に立つか”、そこだけを見つめて懸命に働くのです。


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本の話は一旦ここまでにして。


私は今コロナで会社が休業になりお給料を頂けない状況にあります。


だけど、どうしても会社の人やお客様の役に立ちたくて、

無給でもいいから会社の役に立ちそうなことを自分なりに提案してみたり、

自分の担当以外の事業にも少しお手伝いに行ったりと、

お金のためでなく、”誰かの役に立つこと”を目的に仕事をしていました。



しかし...

私の行動を見た上司から

「そういう勝手な行動は辞めてほしい。

あなたが働いていたら上司である私も働かなきゃいけなくなる。

お金をもらった分だけ働く、お金をもらっていないなら働かない。

こういう線引きが必要だと思う」

と言われてしまいました...。



言われたことは理解できるし、共感もできます。

急に休業になってしまって

貯金もなくとにかくアルバイトたくさんしなきゃ!奨学金も返さなきゃ!

だから本業を無給で手伝う余裕もない。。


と、確かにいろんな事情の人がいて。

(ちなみにまるがおもほとんど貯金がなく死にそうですw)



ただ、

「あなたが無給で働いたら、上司である私も働かなきゃいけなくなる」

ここがどうも引っかかってしまって。



この理由を深掘ってみると、

「部下が働いているのに、自分が働いていなかったら

『なんで(上司なのに)働いていないんだろう』と周りから思われたくないから」

ってことが分かったんですけど、

仕事って、周りからの評価や評判を気にしてするものではないんじゃないかな

って正直思ってしまい少し悲しくなりました。。


もちろん価値観は人それぞれだし、立場や経験によっても

仕事に対する考え方は異なると理解しています。



でも価値観は人それぞれだからこそ、お金がどうこうとかでなく

純粋に、”誰かの役に立ちたいから働く”

ことは、認められてもいいんじゃないかな。。



「お金のいらない国」みたいに、

世の中がお金に執着することなく、

「誰かを助けたい」「力になりたい」っていう気持ちを軸にして

主体的に働くような世界が少しでも実現していったらいいなあ

と(ペーペーなので全く偉そうには言えませんが)。



もちろん一緒に働く人たちの価値観を理解しながら、

今の自分の仕事への価値観を否定せずに、

自分が正しいと思う判断をし続けられるように

頑張っていこうと思います!



あ、「お金のいらない国」、ぜひ読んでみてください!

ちなみに900円です!笑

(ちゃんとお金はかかります笑)



#日記 #ゆたかさってなんだろう#コロナ#仕事#お金のいらない国
















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