変子 ヘンナコ 変なの
コンビニの1Lのお茶って可愛いよね
持ち歩きたくなる、持っていれば口渇せずに済む
安心感 酔っ払って大きめのペットボトルを抱きかかえながら眠る夜はほんのり涼しかったよ
駅のコンビニで264円をクレジットカードで払うなよおじさん、だけどちょっぴり可愛い
みんなでご飯を食べに行ったとき、お金が足りなくて帰りに返すからとこっそり耳打ちした日 君はクレジットカードで私の分のラーメンを払おうとしたんだ。 食券だってば。
『クレジットカードで払うのって何だかカッコイイでしょ』 変なことを言う人だなと 思った
2人だけの帰り道 話にのめり込んで会話の波に流された私はラーメン代をすっかり忘れていた!
コンビニ駆け込む私を止める人 :
どうしてもお金を返したい私:
「あ、でもお金下ろさないと帰れないの!」
ATMから取り出した1000円札を差し出すと 『イイんだ、君たちは平等であるべきだと思うし、いらないよ。』
『それに奢るのってカッコイイじゃん』
やっぱりやっぱり変な人だった
それでなんとなく、次会った時に1000円分のお菓子を投げ付けてやろうと思った。私も少し変になってみたかった
『3時になると信号の様子がおかしいんだ』君が言った
深夜に信号の動画を送りつけてくる君は変で、赤いのがチカチカしていてなんだか怖いよねと言っていた。私の住んでいる所は田舎だからそんなのはいつものことだ。それでなんとなく節電だ!と呟いて、変なマウントを取ってしまった。けれど君は嫌な顔を1つもせずそうなの、知らなかったなぁと照れていた。
チカチカ、様子がおかしいのはどうも君のようだった
バイトの帰り道、ローソンに寄ったらおじさんがとっても大きな声で『からあげくんください!!!』と言っていた。バイト先でバカでかい声を出されたばかりの私は分かった、分かったよー、と心の中で唱えた。己の感情をしずめる為の同情。大きな声を聞くたびに幼少期を思い出して立ち眩みするのはもうごめんだ。ただ、からあげくんが食べたくて仕方ないだけのわんぱくおじさんか、と我に帰りこんな夜におっきい声出さなくたっていいじゃないか、と思った。そこで先程私にバカでかい声を投げつけた奴の事をおもった。
内容は無茶苦茶だった、でも私の名前を何度も呼んでいた。この人は私の事を手に入れたくて仕方ない不器用なわんぱく人間なんだ。わかった、分かったよ。