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saの音楽感想文 第8回/八十八ケ所巡礼「凍狂」

今回は八十八ケ所巡礼の7thアルバム「凍狂」を購入して,聴いてみたところ,最高だったので紹介します。

八十八ケ所巡礼というバンドは,多くの楽曲をサブスク公開していないバンドです。そのためアルバムとして聴くにはCDを買う必要があります。

私が八十八ケ所巡礼を知ったきっかけは,バンアパの「ピルグリム」のカバー曲を聴いたことです。そちらがめちゃくちゃ神カバーだったのでずっと気になっていて,今日たまたま店頭で見かけたので購入してみました。なので今日初めて聴いた感想になります。

一曲目の虚夢虚夢から八十八ケ所巡礼ワールドに連れてこられました。意味がわからないけど中毒的な歌詞と変態的なメロディー。これ、、類似したバンド(あるの??)聴いたことないので衝撃がすごい。
もうイントロから期待が膨らんでいて,最初の歌詞が空(くう)!なのときょむきょむの中毒性で心を掴まれ、凍狂に連れてこられてしまいました。そのまま私をがっちりと離さず凍狂を案内してくれます。脇目も降らず最後まで混沌を描きます。それなのになぜかスッキリとアルバムがしまっていますし。最後は凍狂から戻ってきた感じがする不思議な曲です。

このアルバムを聴くだけで凍狂に行くことができますし,ちゃんと戻ってこれます。凍狂旅行をしているような,素晴らしいアルバムでした。

別のアルバムも購入しようと思いますし,なによりライブに行ってみたいと思いました。この音に照明などのライブ演出があったらもう幻術の類かもしれません。ライブを想像するだけで恐ろしいバンドです。

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