saの音楽感想文 第6回.アンジーモーテル/My Sweet Marianne
今回はアンジーモーテルから2nd ep.
「My Sweet Marianne」を紹介します。
ジャケットが斜めの写真でかっこいいのですが,サムネイルにするとメンバーの顔が切れてしまうので傾けました。
壮大かつノスタルジックなメロディーとロマンチックな歌詞が魅力的なアルバムです。
余談ですが,アンジーモーテルは今夏,インディアカヌー,あすなろ白昼夢と「はないちもんめ」という曲をリリースしました。こちらも超良かったです。
それでは曲に入ります。
レイラ
アステリアとはギリシャ語で星座の意味です。
レイラは人名なのですが,意味として「真っ暗な夜」のことを指したりするそうです。知っているとちょっと曲の印象が変わります。
桃源郷
サビのベースが単純(音楽やっていないので違っていたら大変申し訳ありません)なんですけど,異常に中毒性あります。
東京
壮大なメロディーに素敵な歌詞。
しかし,この曲,私たちではなく自分自身(以下,俺)に向けた救いの歌だと思っています。以下,ガチ考察。
※個人の解釈なので全く的外れの場合もあります
「俺」の原点ですね。
「俺」は「お前」を救ってみたい,それだけで歌っている。
「もう遠くにいるお前」の「遠く」とは亡くなっているのか,単なる心の距離感なのか,物理的距離感なのか,正解はわかりません。ただ,遠くても「お前」を救いたいと思っている。だから月のない街(東京)で生活する自分を誇れる。
「心を削り,生きていくのも幸せの形」と思っている「俺」に対して「お前」が呆れた顔をした。
苦しんでまで「お前」を救おうとしている自分を「お前」に呆れられた。
嘯く顔=「心を削り生きていくのも幸せの形と思ってる顔」,つまり歌っている時の自分の顔ですね。
残像に化ける=「嘯く顔が張り付いてしまった顔」
くたびれた音=「お前を救うため以外に歌う歌」
【まとめ】
最初,「俺」は「お前」を救うために歌う自分を誇りに思っています。それは自分にとってはとても苦しいものですが,幸せの形と思いこんでいました。
しかし救いたいはずの「お前」から呆れられてしまったのです。お前の呆れた顔,その瞳から真実「幸せの形」を見ます。
最後は,お前を救うための歌以外を歌える
自分を誇れるようになりました。
youth
既に紹介した桃源郷,レイラとともに1stシングル「youth」に収録されています。「youth」では大トリを飾りますが本epでは最後の一つ手前です。その理由は後でわかります。
ここの歌詞の前の間奏が素敵です。
飾らぬあなたが光という歌詞も好き。
サビはボーカル以外のメンバーも歌いだします。みんなで一緒に歌いたい曲です。
アイニード
ぬ、、?
❗️
このイントロは!?
前曲youthの際に触れた間奏と似ている!!
しょっぱなからメンバーでの合唱。
前曲が夏の終わりを歌っているのに対し,
本曲は冬を歌っています。
このように,youthとのつながりが多く,曲も1:44と一瞬で終わってしまうので,youthの後日談のようです。youthとアイニード2曲を合わせて大トリという感じですね。すごぃ、、。
以上になります。
アンジーモーテルがいる夜は
いる夜は終わらないメロディー