saの音楽感想文 第7回 SUNNY CAR WASH/ハネダ!ハネダ!ハネダ!
今回はSUNNY CAR WASHのメジャーデビューアルバム「ハネダ!ハネダ!ハネダ!」
をご紹介させていただきます。青春がある人もない人も青春を振り返ることのできるアルバムです。
メジャーデビューアルバムなのですがこのアルバム,バンドの解散後に発売されています。最初で最後のメジャーアルバムです。解散の理由はベースの羽根田さん(ジャケット写真の方)が音楽以外にチャレンジしたいことがあったからだそうです。現在,ボーカルの岩崎優也さん(通称アダムさん)はズットユースというバンドで活動されています。
SUNNY CAR WASHはよくandymoriと似ていると言われます。実際,自分自身andymoriが好きで,友人からこのバンドを勧められました。では,実際似ているのかと言われると確かに声や歌い方が似ています。しかし,彼らはSUNNY CAR WASH(以後サニカ)です。サニカとandymoriの歌詞内容は全く違います。SUNNY CAR WASHは生活感のある歌詞が魅力です。andymoriと比べて政治とか,戦争とそういう社会への批判の歌詞が少ないのも違いになります。andymoriの少しとがった歌詞もサニカの身近な歌詞もどちらも大好きです。
長くなってしまいましたが,アルバムに入っていこうと思います。
bbb
ビリビリとしたかっこいい音楽。
優しげな曲の多いサニカらしからぬ曲。
この曲を一曲目にしたセンス。
ハッピーエンド
2曲目。優しいサニカに戻りました。
スッと入ってくるこの心地よさはなんなのでしょうか。素敵な歌詞です。
ファンシー
純愛。ファンシーは「気まぐれ」の意味がしっくりきます。
カーステレオ
1:35と非常に短い曲。歌詞の文量は多いのに速さをそこまで感じないのが不思議。
最後のシャウトが好きです。
放課後
コメント欄に同じ想いの方々がいました。
私もこの曲が1番好きです。
主人公は犯人と自分を比べて,自分に自信がなくなってしまったようです。お父さんとの間にも何か問題がある様子。
恋,家族,音楽が渦巻いている思春期の男の子の様子が伝わります。
「原チャは30キロまで」のところまではゆっくりなのですが,「そんなの守れるわけがないだろ」で徐々に歌うスピードが上がっていきます。原チャのアクセルを回して,加速する様子が浮かぶ最高の演出。その後,爆速となった原チャと曲に乗りながら,堰を切ったように思いを歌いだし,曲の終わりまで駆け抜けていきます。ほんとすごいと思いますこの曲。
ティーンエイジブルース
「あの時の歌」がティーンエイジブルースですね。この曲はティーンエイジブルースではなくティーンエイジブルースを想う歌です。
音楽をやめた君にまた歌ってほしいんだね。
ムーンスキップ
この曲も2分ないです。
一瞬で駆け抜けていきます。
サビだけを書き出してたのにこんなに長いとは、、。よく2分で歌い切れますね。私が歌ったら酸欠で死にます。サビが2回あるのですが,どちらの歌詞もすごい好きです。大体サビが2個ある時ってどちらかより好きな方のサビが存在してしまうと思います。歌詞が長いと尚更です。しかし,この文章量なのに私はサビ1,サビ2どっちの方が好きか選べないです。ムーンスキップというタイトルに即しているサビ1は絶対になくては歌詞だと思います。おそらくサビ1から作詞したと想います。でもサビ2がおしゃれかつ音がハマりすぎていてこっちも好き。
キルミー
YouTube,AWA(音楽アプリ)どちらにおいても再生回数が圧倒的に多いです。
サニカの代表曲と言える曲だと思います。
私もこの曲からサニカを知りました。
溢れるほどの愛=酒
トイレのタイルにぶちまけるんだ=リバース
を歌詞から想像してる私を殺してください。
以上です。
この文章を書きながら
考えてたことはなんだったっけ
SUNNY CAR WASHの
ハネダ!ハネダ!ハネダ!を
聴いて欲しかった それだけ