saの音楽感想文 第19回.長澤知之/「SLASH」
今回は長澤知之さんの「SLASH」を紹介します。
長澤知之さんはシンガソングライター兼andymoriメンバーと共にALというバンドをされています。
それでは曲の紹介に入ります。
ムー
サムネイルからわかると思いますがムーとはオカルト情報誌の「月刊ムー」のことです。
本曲は陰謀に取り憑かれた人を歌った曲です。
「出会って」しまいましたね、、。
あるいは「見つけて」「気づいて」しまった。
その日から主人公は「政府の陰謀」を許さないし,UFOが現れるのを待っています。
陰謀に塗れた日々。1番楽しい時期。
しかし,この後,陰謀から離れる機会があります。どうなってしまうのか。ぜひ確認してみてください。私はこの曲の結末が好きです。
KYOTON
はい、きょとんきょとんきょとん〜
きょとんな曲です。
すぐに手のひらを返す大衆をカメレオンに例えた上で,そういう奴らがエバーグリーン(常緑樹のように変わらない様)を装っている。
その姿にきょとん!
いつでもどうぞ
私の唯一のレーゾンメーテル(存在理由)のあなたも,毎日いきたいと思っている。
ハリネズミは「ハリネズミのジレンマ」のことですね。仲良くしたいのにどうしようもない自身の性質のせいで近づいたら相手を傷つけてしまうことです。夜空で1人勝ちな1番星とは都合のいい彼のことでしょうか?でもそれでも愛おしいなら仕方ないです。いつでもどうぞ。
シュガー
実はこの曲が1番好きなのです。
君は君から飛び出してって,単純だけど1番しっくりくる表現です。
間接照明とは光を壁に当てることで,あたかもそこが発光源かのように見える照明のことです。回りくどて,どこかぼやけている曲ってことですかね。デトックスは「解毒」の意味です。
いやーオシャンティですね。
まずシュガーベイブとは「大切な人」を指します。シュガーベイブという有名なバンドがあるのでそこも関係してるかもしれません。
でビターな歌=厳しい歌?直球な歌。つまり間接照明みたいな曲とは真逆の曲ですね。
そう言った曲がわかる日がくる。
きっと君も口にします。
口にするっていうのが「食べること」と「歌うこと」の両方にかかっていて素敵ですね。
苦くても=苦しくても
いくら今が苦しく感じても,実際の味は
「あっそう。」って感じな淡白なものです。
苦しい時聴くと、心が楽になります。
今回は以上です。
ご覧いただきありがとうございました!