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大学生はじめてのTOEIC #2 付加疑問文、上海蟹の朝

~beautiful city ♪ Isn't it a pity ♪ さよならさマンダリンの楼上 ♪~
渋谷駅に向かう電車に揺られ、私はこの曲を聞いていました。

買い物を済ませ、家へと帰る私は「今度こそTOEICのリスニングを聞かないと」と思いました。なかなかやる気が出なかったのでリスニングの音声を聞いたのはほぼ初めてでした。「どんな傾向があるのかな~、どんな問題がでるのかな~」ときいているといろいろな特徴があることがわかってきました。今日はその一つについて書きたいと思います。

付加疑問文が多くない??
そう、今日のテーマは付加疑問文です。付加疑問文なんて学校教育の冒頭に少し出てくるくらいじゃないですか?私の頭の中の重箱の隅にちょっと知識があったくらいです。そこにあった知識は「日本語のとおりに答えたらだめ」「琥珀色の街、上海蟹の朝にのやつと似ている」というものでした。冒頭の曲はくるりさんの琥珀色の街、上海蟹の朝という曲です。まさかこんな形で登場してくるとは思いもよりませんでした。どこに語学の勉強のかけらが転がっているかはわかりませんね。ゲームだってなんだって使い方次第では教科書ですよ。まあ、せっかくTOEICを受けるのだからこれについて整理しようと思って今日のテーマはこれにしたわけです。といっても普通の疑問文との違いとか特徴とかは調べれば山ほど出てくるのでほどほどにしておきます。あくまで私のなかでの知識の整理と思ったことを綴るだけです。

付加疑問文とは
付加疑問文は tag question といいます。最後にタグみたいおまけがついているからかな?わかんないや、だれか知ってたら教えてください。
百聞は一見に如かずということで付加疑問文の例を一つ見てみましょう。
Do you like sushi, didn't you?? 「寿司好きやろ?」
こんな感じですね。相手に同意を求める場合に使う表現で「~ですよね?」という意味とかそんなことが書いてあると思いますよ、調べたら。
ちなみに同じような表現としては You like sushi, right? とか right のかわりに correct を使ったりします。まあ、correct のほうが堅いというか、映画で使われたりしていますよね。じゃあ、この言い方と何が違うのって言ったら tag question のほうがフォーマルなんですよね。ビジネスの場でもよくつかわれるらしいです。

作り方とかは書くと長くなるから自分で調べてください()簡単に書くと最初の部分と反対(肯定なら否定、否定なら肯定)の動詞を持ってきてそのあとに主格の代名詞を置くだけです。(命令文とかは少し違います)
せっかくだから例も書いておきましょう(自作なので間違ってたらごめんね)
You have already eaten breakfast, haven't you?
He doesn't like sushi, does he?
とかですね。まあ、TOEICのリスニングにおいては相手の話したことに応答する問題でよく出てくるので答え方のほうを丁寧に整理したいと思います。

付加疑問文の答え方
さて、付加疑問文の答え方ですが、肯定文は割と単純です。
It is delicious, isn't it? に対して「おいしいよね」と答える時は Yes, it is. 「そんなことなくね」と答える時は No, it isn't. になります。(同意求められてるのにNoで答えたらどうなのって感じだけどね)
このように普通の文と同じように答えれば平気です。
で、否定文の時には注意する必要があります。
You don't like natto, do you? に対して「そう、嫌いやねん」と答える時は No, I don't. 「そんなことないで」って答える時は Yes, I do. となります。この部分が注意する必要があるということですね。日本語の直訳通りにはいかないわけです。どうやら、私の頭の中の知識もそんなには間違っていませんでした。こんなもんで確認は十分でしょう。

付加疑問文と否定疑問文
beautiful city ♪ Isn't it a pity ♪ さてこれは付加疑問文ですか?
どうやらこれは「否定疑問文」というものらしいですよ。自分の中では同じようなものだと思ってたのですが、それは言い方によるらしいですね。否定疑問文はその名の通り否定の形の疑問文なのですが基本的には「~やないの?」的な意味で、確認の際に使われたりします。
Aren't you hungry? 「お腹空いてないの?」みたいにね。
ただ、語尾を下げた場合には付加疑問文と同じように同意を求める意味になるらしいです。じゃあ、あの曲は否定疑問文なのかあ。
ただ、答え方は否定の付加疑問と同じです。
「空いてないで~」は No, I'm not. 「いや、空いてるで~」は Yes, I am. となります。普通の文 I'm hungry. I'm not hungry. と同じと考えればそれほど混乱しないかもしれませんね。

いや~、思ったよりも長くなりましたね。ちょっとしたレポートの長さですよ。ただ、頭の中で(個人的には)すっきり整理できました。
学校のテストだと存在感がないけど、本場ではちょくちょく使われているみたいです。映画とか音楽とかスポーツとか、なんでもいいけどいろんなところを勉強と結び付けて楽しく勉強するというか、もはや勉強じゃなくお遊びみたいな感覚でやっていきたいですね。次からも、たまーにTOEICについて書いていこうと思います。あ、そういえば、命令の付加疑問文とか取り扱ってなかったけど、映画『School of Rock』に出てくるから最後にそれを書いて終わりにしようかな。読んでくれてありがとうございました。

"So let’s just keep it on the down-low, shall we?" 
                   「じゃ、内緒でやっちゃおうぜ」

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