Jazz《翠曜日》vol.34
情熱は青い。逸る心、滴る汗、魂の音。
孤独にただひたすら自分が世界一だと信じて、生活の全てを懸けて、お客さんがいることに感謝して、届ける。
BLUE GIANTを一人で大音量で観た
感想を言葉に落とすと、本当に陳腐に見える。私は言葉の力を信じているけれど、こういう時、音楽に勝てない、と思ってしまう。
音楽で全部の感情が伝わる。
ジャズは奥が深すぎて、気軽に好きを語るのはなんとなく憚られていたのだが、ひとりではよく聴いている。ピアノジャズは特に好きで、投稿のBGMにしていたら「mouse on the keyは至高ですよね」ってコメントが来て、あまりにも嬉しかった。SNSのいいところ。
好きな音楽はじわじわと、私を構成しているから、身を晒すよう。流動的な身体と同じように、成分は不規則に変わるもの。音楽だけじゃなく、いろんな「しっくりくるもの」がうまいバランスで体内に吸収されて、たまにそれ同士がつながったりして、そういえば好きなものが多い自分の輪郭が曖昧になったりする。
はあ〜良かったなぁ
15年目のピアノ、4年目のサックス、1年目のドラムで組まれたバンドが、現実でいうところのblue note tokyoで演奏できるなんて、なかなかにあり得ないことなんだろうけれども。捨て身で何かに全身全霊で挑む大学生活、やっぱりいいよな。俊二、見覚えあるとこで留年してたなあ笑。いいことだとは思わないが、熱中するには人間には、なんせ時間がない。1年間本気で取り組んで、上手くなりたいと心から思って行動した人が、実際どれだけ変わっていくのかは目の前で感じている。1年って、短いようだけれど「どう生きたかが問われる長さ」なんだ。大たちは10代のうちに、という制限で夢を叶えた。私にはとって現役期間だろう。残された半年、本気のギアを上げないといけない。自分のためにエンジンをかけ続けられる規模じゃないのだから、無理をして周りと自分の体に迷惑をかけるわけにはいかないが、もう少し頑張ってもいいな。学業も、やると決めた範囲はちゃんとやろう、精神衛生上やった方がいい(戒め)。音楽に乗せた身体表現、ダンス、たまにダンスってなんなん一体と思うフェーズis comingだがしかしバット、いつまでもダンスに魅了されています。お客さんに来てもらえることは本当に当たり前ではない。映画に戻れば、テナーサックスの大の才能、どう進んでいくのか描かれないけれど、漫画は続きあるのかな、気になるな。ジャズって、あまりにもかっこいいな。なんでひとときも疑わないんだろう。やっぱり魅了されているから、なのかなあ。
ネタバレではないと思うのでチラと紹介したいのだけど
「ジャズは感情を乗せるものだから、一日たりとも同じ演奏はないんだ」
ってセリフが出てくるの。
音楽のジャズと、ダンスのジャズが指すものはやや異なるけれど、これを聞いてジャズを選んでよかったと思った。
この間踊った、Calum Scottの作品は、魂だったなと自分たちでも思う。
動画を見せるでもないこの空間で、伝える気のないことを書くなと言われたらそうだ。ここは私の脳内。
そのお裾分け
あの時の踊りは、誰かに伝えたかったとかではなかった。なんか、ただ見えた景色をなぞっていて、今日までに鍛えた身体が少しだけ追いついてきたから、伸び伸びできた。あと半年で、客席も巻き込んで、届けるぞ。
まずは二ヶ月後の舞台で。
汗、流れる流れる。
赤を超えると炎は青く燃えるからね、
そこまで辿り着き…たい、口ばっかりって思われたらどしよう
やることがたくさんあると、なんとなく全部が7割くらいしか発揮できなくなる。ダメダメ、これまでの「7割でもいいから全部やる」じゃない。「12割デフォルト」で一旦行こう。
A列車で行こう。
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