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三回忌
母の三回忌にあたる時期だった。
母が好きなトルコ桔梗を入れた花束を持って墓参りに行ってきた。
共同墓地なので花を手向ける場所も大きな御影石の皿のような所。
いくつかの花束があったけどその中で1番大きな花束になった。
妹は墓参りに行っただろうか。
わざわざ聞くこともないけど。
仏壇と位牌は妹が引き取っていった。
うちには大きな母の遺影と母の持ち物の老眼鏡と指輪と携帯がある。
毎日母の事を思い出す。
けどそれは後悔より達成感。安心感。
もう頑張って生きなくてもいいのかな。
でもローンがあるし姑も生きてるからまだ生きるけどw
楽しい事が見つからないから生きてるうちに何か見つかるといいな。
なんの希望もない世の中で頑張って生きる光が私にも射す事があるのかな。