大和魂

事象について、 「頭」でわからなくても、「魂」でわかると、それからは早い、と思う。

メシヤ様の御教えを掲載させて頂く。

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観音心は即大和魂の根元なり
之に依て白人の迷盲を打破せよ
（昭和十年六月『東方の光』六号）

　抑々（そもそも）我国民は祖先以来、忠孝義烈、貞操等の道義観念が旺（さか）んであったことは、到底、他国民に見ない所であって今に至るも、忠臣義士、孝子烈婦の涙ぐましい、美談逸話が、我々の魂を、如何に鼓舞激励しつゝあるかは、蓋（けだ）し想像以上大なるものがあるであろう。勿論、是等の事蹟悉くが、大和魂の発露である事は、言うまでもないのであるが、今吾等が提唱せんとする｢大和魂即観音心｣なるものは、別方面であって、其目的とする所は、大和魂の再認識であり、世界的拡充に外ならないのである。大和魂とは、読んで字の如く、大いに和する、即ち、大和合心であり、大調和道である。飜（ひるがえ）って、吾等祖先が、歴史の上に、如何に活躍したかを見る時、其処（そこ）に、一種独特の或物を、見出すであろう。夫（それ）は何か、戦国史を見る時、多くの戦の場合、国内戦にしても、国外戦にあっても、その殆んどが、大義名分を本としないものは、ないのであって、彼の外国の歴史にみるが如き、一英雄豪傑が、自己の野望を満足さす為、多くの精霊を犠牲に供したことなどに比べて、天地雲泥の差があるのである。彼我（ひが）の武器を見ても分る如く、彼は、一人でも多くの敵を殺戮すべく苦心努力の結果、ダイナマイトを発明し、今日見るが如き一瞬にして、何千何万人を殲滅（せんめつ）せしむべき実に恐るべき、武器となったのであって、我国の古（いにし）えの武士が、守らんが為に武を練り、陣中と雖（いえど）も、詩歌（しいか）を楽しむという床（ゆか）しさや又は武具の名工が、天下泰平を思念しつゝ、謹作し、その拵（こしら）え等、一個の芸術品化せるにみても、その精神的発露の上下優劣が、はっきりしていると思うのである。
　斯（こ）の故に、彼は覇道（はどう）によって、権力を以て、民を治めるのに反し、我は皇道により、陛下の大御稜威により、克（よ）く民は悦服し、好く治まるのである。故に、彼は治めるのであって、我は治まるのである。今日、新しい政治形態として、相当の憧憬を持つファッショも、ナチスも、実は｢新しい衣｣を着せた覇道に外ならないのである。
　随而（したがって）どうしても、全世界をして真の平和楽土にするには、此日本の道義を根本とせる、上御一人（かみごいちにん）の大御稜威に全世界を洽（あまね）く光被し全人類が、心から悦服するのでなければ、絶対に、実現する筈がないのである。之が｢大家族主義｣であり、大和合である。言い換えれば、之が日本精神即ち大和魂である。であるから大和魂には、理論も、弁証法もない、大慈悲と感謝報恩のみである。恰度（ちょうど）、嬉しいとか、有難いとか云う場合、又は子が可愛いとか、人を恋するとかいう時に、何等理屈がないのと同じ理である。
　今述べた、大和魂こそ即観音心であって夫（それ）を行動に表わすことが、観音行であり、夫によって一切が解決し、光明世界が建設されてゆく力こそ｢観音力｣であるのである。故に、我国今後の国是としては一方、如何なる国と雖（いえど）も、犯すこと能わざる武備を、儼（げん）として充実すると共に、他方外に向っては、愈々（いよいよ）大調和の精神を発揮し、弱国に向っては、飽迄（あくまで）大慈悲心を以て相扶（たす）くると倶（とも）に、強国に向っては、私心なき世界平和の方策を理路整然と主張し、一歩も退かぬという、勇猛心を以て臨まなければならないのである。
　斯（か）くして現在みる如き、欧米の表裡反覆常なき欺瞞的、平和軍縮政策が、却（かえ）って反対に戦争を招来する、結果となるので、現に今日々（ひび）の新聞電報に見る如く、又しても欧州大戦の二の舞を、演ずる恐れある危険なる空気を醸成しつゝあるに見て、彼等が如何に、浅慮愚盲（せんりょぐもう）なるか、之等迷夢を打破すべき、正論を、どしどし彼等に対して、吹き込まなければならないと思うのである。
　之が、観世音菩薩の本願であって、大和魂の世界的発揮であり、それが、日本人に課せられたる｢大使命｣でなければならないのである。

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「大和」と言うと、この投稿も思い出した
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https://note.com/sui3310/n/n22d9fdc30d72

神様中心の生活。
それは、仕事を辞めて祈ることばかりする、ということではなく、神様に、御神業に合わせる生活。

意識すれば、自ずと合わせられるし、何より生活がうまくいく。

神様に対して素直になること。
素直に働かせて頂くこと。

そして、違いを認めてあげること。
わからなくても相手を責めないこと。

相手を責めれば自分が曇る。
相手の念を、悪い念を受けてしまう。

和合で。

本当の大和魂が一人でも多く目覚めますように。

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