2021年の建設業をマクロ視点で考える
ここでのマクロとは、社会全体の流れをみて分析することです。
日本で確実に起こる事(2030年まで)
+-は個人的なものさしで感じる高齢者人口の増減
1. 人口減少
総人口2020年1.25億→2030年1.19億(600万人 減)
※高寿命化で減少率は思っているより鈍そう +
2. 超高齢化社会
2030年までに人口の1/3以上が65歳以上の高齢者となり、労働人口が減少する。
※消費の先細り・高齢者の貧困化・社会保障費の増加 +
3. 気候変動
温暖化による台風の大型化や竜巻・洪水などの大規模災害の増加
※死亡者数の増加 –
4. 大地震
南海トラフは100年から150年周期で起こっており、30年以内に70~80%の確率で起こるとされています。ここ東海地方においては、160年近く(1854年の安政東海地震)M8クラスの大地震は起こっていません。
※死亡者数の増加 –
考察
1・2と3・4は死亡者数で考えると+-の関係にあるといえます。なので、人口予測よりも人口減少するかもしれませんね。
2020年コロナ禍での変化
1働き方
テレワークの普及(オンライン会議や印鑑の廃止)
※不要な業務を削減(今後も継続)
2暮らし
・外出の減少(会社帰りの飲み会や大規模イベントの減少)
※無駄使いしない生活・お金を落とすところを考える(今後も継続)
・テイクアウトや通販の増加(できるだけ密を避けるため)
※飲食店やお店の減少(今後も続く)
・地域での活動が増える(移動の制限)
※お金を使う場所の変化(今後も継続)
1年後の建設業を予測する
工事額は大幅減少する予想だが、専門化することで受注は見込めそう
(公共)官公庁仕事の減少(予算削減のため)
(住宅)改修工事の増加(新しい生活スタイルに対応・自然災害の修繕)
新築工事の減少(ローン組めない人の増加)低所得層の中古シフト
終活事業が増える
(店舗)飲食店舗の減少
ショッピングセンター需要は減少
路面店の増加(スーパー・家電・家具など)
終活事業が増える(老人介護・医療施設・葬儀場)
(施設・オフィス)
無窓施設はリノベーションか古い場合は用途変更してのリノベーション
ソーシャルディスタンスに配慮したリノベーションの増加
どうなるかわかりませんがこんな感じになりますかね。
私たちは、住宅の改修工事と終活事業及び店舗の路面店に注力していきます。
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