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一棟貸し民泊を始めて体験してみた感想

先日、家族で静岡へ旅行した際に一棟貸しの民泊施設を利用しました

今回はお客さんの目線と事業者として目線とで考えてみます

まずはお客さんとして利用する場合

1.家族連れの場合、街中のビジネスホテルではもの足りず、シティホテルが選択肢となる。しかし、地方都市ではシティホテルは数が少なく予約がとりにくい。大人2人+子供の人数となるため高くなりやすい。そこで一棟貸しの民泊が選択肢となる。もしかしたらお値打ちに泊まれる可能性がある。

2.着替えなど荷物の多い場合、駐車場が近いため利用しやすい。ホテルの場合は搬入に時間がかかる

3.ホテルよりも騒音などの問題が気にならない

4.ホテルの場合は最近では大浴場の温泉付きが多いが家のお風呂と同じとなってしまう。しかし、近くに温泉がある場合はあまり問題とはならない。

5.食事を自分たちで用意しなければならない。しかし、滞在型の観光が目的であれば街中を食べ歩いたりできるので問題とはならない。温泉旅館以外のビジネスホテルやシティホテルでは夕食なしも多いので特に問題とはならないし自分たちの時間で食べることができるのはうれしい。

6.街歩き用のガイドブック。簡単でいいがおすすめの飲食店や近くの観光地は紹介してもったほうが良さそう

7.運営会社の紹介パンフレット。どのような事業をやっていて、なんでここで一棟貸しをやっているかは知りたいところかな。特に名古屋の業者が北海道で事業をするなど説明が難しい場合には興味がある。

今度は事業者の目線として考えたこと

1.一棟貸しの場合は清掃に時間がかかる。ビジネスホテルと比べ、お風呂・洗面・トイレが別々であったりキッチンがあるなど清掃する項目が多くなる。シティホテルと比べてもキッチンが多い分清掃する負担は増える。ただし滞在型の観光が目的となれば1週間ほど利用するのでセルフクリーニングなどを導入した方が良さそう。

2.備品などをどこまで用意するかが難しい
例えば、北海道での長期滞在を目的とする場合は飛行機で持ち運びするのに負担がかかるのでタオルや紙コップ・シャンプー・ドライヤーなどはあったほうが良さそう。長期として考えるとガス乾燥機もいいのではないかと思う

3.部屋の設備として必要なもの
消火器・誘導灯・火災報知器は必須。エアコン・ストーブ・赤外線センサー(検知機能)・リモートロックはあったほうが良さそう

4.街歩き用のガイドブック。提携先をつくるなどツールが必要となる

5.運営会社の紹介パンフレット。どのような事業をやっていて、なんでここで一棟貸しをやっているかは説明したほうがいい。特に名古屋の業者が北海道で事業をするなど説明が難しい場合には説明が必要。二地域居住の説明など

まとめ

まだまだ日本には馴染みのない形態だが、とても良い。海外でよくあるコンドミニアムに泊まる感覚に近いかと思った。毎年訪れることのできる別荘的な使い方が長期滞在向けのトレンドになりそう。できれば短期利用よりも毎年訪れてくれる人を1年に10組程度つくっていければ関係人口が増えていくので長期的にはとても良いのではないだろうか。最近では本州の夏が暑いので避暑地としてもあり。本州では四季を感じることが少なくなりつつあるので四季のある北海道は魅力的。
温泉・食べ物(肉・野菜・魚・スイーツ)・空気・自然・人
十勝にはそれだけの魅力があります



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