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制限の中で考える。

こんにちは、スヒローです。

新型コロナウイルスの影響でスポーツジムやサウナ、ランチバイキング、カラオケボックスには行きづらくなっています。これ全部、僕がよく利用する施設です。これでは行動が制限されてしまいます。こうやって行動が制限されると、人はいろいろと抜け道を考えるわけです。

実は制限があったほうがアイディアは出やすくなるんです。ブレストってありますよね。正式にはブレインストーミング。複数の人数、グループでアイディアを出し合うやつです。セミナーや研修などでよくやらされます。「枠をとっぱらって自由に発想しましょう」と講師がお決まりのセリフを言います。僕はこのブレストが苦手です。

何も制限のない自由な条件では、アイディアが出しにくかったり、考えがまとまらなかったりします。つまり、枠をとっぱらって自由に発想するより、制限や制約の中で考えたほうが創造的なアイディアは生まれやすくなるわけです。制限や制約があるからこそ、逆に思考を集中させることができます。何かと「型」が好きな日本人に向いている考え方のように思えます。

以前、僕は外国タバコ会社でマーケティングを担当してました。タバコという商品は何かと制限や規制が多くて、広告の表現を考えるのが大変でした。

・タバコを吸っている写真はNG。
・火のついたタバコを持ってはいけない。
・くわえタバコはNG。

などなど、厳しい広告デザインの規制があったのです。そんな厳しい規制があったからこそ、斬新なアイディアが出たり、創造的なデザインが生まれたりしたのは事実です。制限や規制があればあるほど、斬新で創造的な発想をしようと、燃えた記憶がありますね。

新型コロナで何かと制限がありますが、積極的に制限を受け入れて、斬新で創造的な発想をしていきましょう。

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