◇今月の隊員さん◇ 第78回:チェホ(*`・ω・´)ふぉぉぉさん
【プロフィール】--------------------------
男性、20代、職業:制作会社、福岡県在住
ツイッター●https://twitter.com/@0205Salad
隊員歴●2018年9月から
主なアイドル遍歴●B.O.L.T、九州女子翼
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チェホ(*`・ω・´)ふぉぉぉさんは、福岡県在住、28歳の男性隊員。約2年半前の夏、彼が制作したNUMBER SHOT2019の出演PR動画は非常にクオリティが高く、あの動画を観てばってん少女隊のステージがより楽しみになった、という隊員は少なくないのではないだろうか。
もともとは関西在住だったが、ばってん少女隊をきっかけに福岡県へ移住したという彼に、これまでの隊員ライフや、推しの瀬田さくらさんの魅力など、様々に語ってもらった。
■NUMBER SHOT2019が最高だった理由①〜ヲタク史上、1番楽しかった日〜
2018年からばってん少女隊のファンになりましたが、1番思い出に残っているライブは、2019年のNUMBER SHOT (7.21@福岡・海の中道海浜公園) です。
九州最大級の夏フェスで、2019年の出演者は、氣志團、マカロニえんぴつ、マキシマム ザ ホルモン、東京スカパラダイスオーケストラ、BiSH、フレデリック、KING GNU、KREVA、SHISHAMO、スキマスイッチ、WANIMA、ヤバイTシャツ屋さん。。。挙げればキリがないくらいビッグネームが並ぶなかに、ばってん少女隊の名前がありました。
あのころのばってん少女隊は、バンド映えする曲がセトリの中心で、その前年からスカロックバンド:MAYSON’s PARTYとの共演を重ねて「アイドル x バンド」のスタイルで最高のステージを何度も披露していました。
2018年末のライブ (12.28@カルッツ川崎) がMAYSON’s PARTYとの初共演で、全国4カ所6公演を行ったZeppツアー (2019年 3.16@Zepp福岡、3.23@Zepp難波、3.24@Zepp名古屋、3.30@Zepp DiverCity東京) でもずっと帯同して、あんなふうに、アイドルとバンドが何度もステージを重ねて1つのチームとして完成されていくっていうの、他に例があるか僕は知りませんが、観ていてすごくワクワクしました。
NUMBER SHOT出演は、Zeppツアーのファイナルでサプライズ発表され、半年以上かけて作り上げた最後の到達点みたいなステージでした。
僕は映像制作の仕事をしているので、何かできることはないかと考えて、1人でも多くの人にばってん少女隊のステージを観てもらえるよう、ばってん少女隊を知らない人にもPRできるようにと、オリジナルの動画を作って、SNSにアップしました。
制作にかかった時間は1週間くらい。できあがったのは結局、NUMBER SHOTへ出発する日の朝、飛行機が出る2時間くらい前で、前日から徹夜でした (笑) 。
ライブは本当に素晴らしかったです。
当日は福岡に台風が近づいていて、ステージが中止になるかもしれないくらい天気が悪かったんですけど、ばってん少女隊のステージの前が、GANG PARADE、あゆみくりかまきで、この2組ってフェス対応力が高いというか、めっちゃ盛り上げるグループだから、雨が強めに降る場面もありましたけど、会場の雰囲気はすごく良い感じでした。
そして、いよいよばってん少女隊の出番が近づいて、リハーサルのためにMAYSON’s PARTYがステージに登場したあたりから、天気がパーっと回復しだして。。。まさかの「晴れ間」が現れたんです。
その後は、持ち時間があっという間に感じるくらい「最高の音楽」を楽しむことができました。
あの曲をやってほしかった、この曲も聴きたかったなぁ、推しからレス来てないな。。。とかそんな不満は一切ない。そもそもそういう次元のライブじゃなかった (笑) 。
ただただ、みんなが全力でNUMBER SHOTを楽しんだ、最高のステージでした。めちゃくちゃ楽しかったです。
■NUMBER SHOT2019が最高だった理由②〜ばってん和歌山支部の誕生〜
NUMBER SHOTから1年後、思い出をぎゅっとまとめた動画も作りました。
この動画を作った理由は。。。あの日の映像って、公式に残ってないんですよね。写真しかない。だから動画で、雰囲気だけでも伝わるように作りました。
僕の個人史でもあるんですけど、当時住んでいた和歌山を明け方に出発し、飛行機から福岡が見えてきて、会場の海の中道海浜公園にお客さんが集まり、のぼせもんステージ前で待機する。
あの日はありっさー (西垣有彩) の誕生日でもありましたから、ライブが終わった後、ありっさー推しの方々が「お誕生日おめでとう祝ありっさ」「17歳のありっさも愛してま~す」と1文字ずつプリントした、彼女のメンバーカラー:ピンクのTシャツを着て集合写真を撮影していたり。。。そして、あの場にいた隊員さんほぼ全員が一堂に会して、青空の下で集合写真を撮影しました。
MAYSON’s PARTYと共演したステージは、初共演から数えて、NUMBER SHOTで8回目。毎回、素晴らしいものでしたが、カルッツ川崎のライブはブルーレイ (2nd アルバム「BGM」初回限定生産盤特典映像) になってるし、Zeppツアーはファイナルがスターダストチャンネルで視聴できますけど、NUMBER SHOTだけは映像に残っていないんです。
あのステージだけ、主催がばってん少女隊じゃないから、しょうがないんでしょうけど、やはり、あの日の出来事は動画で残したくて、僕自身の思い出として作りました。
あの日、現場に来れなかった方、それ以降にばってん少女隊に興味を持った方、少しでもこの話に興味を持ってくださった方。僕がばってん少女隊を好きになって1番の思い出の日を記録した1分少々の動画です。よろしければ観てみてください。
NUMBERSHOTまでの流れは、全部好きです。僕自身の、隊員としての思い出も含めて。
ばってん少女隊とMAYSON’s PARTYとの共演を短期間にたくさん観ることができたZeppツアーの福岡で、初めて色んな隊員さんと飲みに行きました。
それまではばってん少女隊を薦めてくれた職場の人と3人で行動してて、現場で他の人と絡むことはなかったんですけど、SNSで知り合った隊員さんたちの飲み会に誘ってもらって、そこで自分たちは「ばってん和歌山支部」であることに気づきます。
色々な隊員さんがいることは、SNSで ”情報” として知ってましたけど、実際に会って話してみて、地元福岡の方もいるし、関東から遠征して来られてる方もいて、自分たちを「ばってん関東支部」と名乗っていました。
「そっか、隊員さんて日本中にいるんだな。好きなものが同じ人たちがこんなにいるんだな」って実感を持って理解することができました。
推しを応援することも好きですけど、なんていうか、僕は、ヲタクと一緒にいるのも好きなんですよ。変な話、ライブでも最前にいるより、知り合いのヲタクが視界に入る場所の方が好きです。
知り合いのヲタクが、推しからレスをもらって「おおぅ」って高揚している姿を見るのも好きだし、僕が瀬田さん (瀬田さくら) からレスをもらって、周りの瀬田推しから「おい! レスもらいやがったな!」って、こづかれる感じも好き (笑) 。
そういう隊員さん同士の交流が始まるきっかけというか、「ばってん和歌山支部」を認識してもらったのがZeppツアーで、あそこから本格的な隊員ライフが始まったんだなって思います。
■眠れなかった初遠征前夜
ばってん少女隊を知ったのは2018年の夏。職場の先輩に薦められて聴いた「無敵のビーナス」が全ての始まりでした。
薦めてくれた先輩2人はアイドル好きで、以前にも乃木坂46の握手会に誘ってもらってライブも観たんですけど、僕はハマらなかった、ということがありました。
ばってん少女隊を教えてもらったときも「良い曲だな。。。でも、これで終わるんだろうな」っていう感じだったんですよ。
秋になって、ばってん少女隊のワンマンライブ (2018年 9.24@味園ユニバース) が大阪で行われたとき、先輩2人のうち1人がたまたま行けなくなって、代打で行ったのが初現場です。
「推しは決めといた方が良いんじゃない?」と言われたのでちょっと調べて、ライブでは瀬田さんを観ておこうと決めたんですけど、結局、僕たちは後ろの方で、ステージがほとんど観えなかったんですよ。
それでも、隙間からチラチラ観える6人を目で追いかけながら、大音量で会場に響く音楽を体で感じていると、なんか引っかかるものがあるというか。。。もう1回行きたい、という気持ちになりました。
「無敵のビーナス」と「おっしょい!」くらいしか知らなかったんですけど、他の曲もたくさん聴けて、このグループ、好きだなと思って。
9月の終わりにそんなことがあって、次に行った現場が福岡のだざいふ遊園地で行われた、6thシングル「BDM」のリリースイベント (2018年 11.3) です。
振り返ると、2回目の現場がもう遠征なんですよね。和歌山から福岡へ。そのときに何かスイッチが入ったというか。
先輩2人は、実はそれまであまり遠征とかするタイプではなくて、リリイベまで行く感じじゃなかったんですけど、スケジュールが発表されてすぐ「これ行きましょう!」って、僕から (笑) 。
「無敵のビーナス」を教えてもらったころって、何にも興味が湧かずに日々を過ごしている時期でした。本当に趣味と呼べるものがなかった。
その反動なのか。。。うーん、よく分かんないですけど、だざいふ遊園地のリリイベに行くのが楽しみすぎて前の夜は眠れず、徹夜してそのまま関西国際空港から飛行機に乗って福岡へ向かいました (笑) 。はい。
飛行機に乗ること自体も久しぶりで。たぶん高校の修学旅行以来かな。
■推しのいる聖地・福岡へ移住
福岡の印象は、思ったよりも都会だな、という感じでした。福岡空港が福岡市のど真ん中にあって、その後、太宰府へ向かうと、良い感じに田舎になっていくのが電車の窓から見えて。もともと僕は田舎育ちなので、そういう方が落ち着くというか、好きなんです。
都会にすぐ出られる田舎。住むならそういうところが良いなと思っていたので、初福岡のときから、住む場所として良いなと思ってました。
時期的にも、仕事を辞めようかとか、どこかへ行きたいと思ってた時期ではありました。和歌山とは違う、というか、もともと僕は京都生まれで関西から出たことがなかったので、もっと違うところに住んでみたいなと思ってて。
最初は漠然としたイメージでしかなかったんですけど、福岡へ行ってみて、思い描いていた土地がそこにあった感じです。
で、転職活動など色々あって、2021年の夏、福岡へ移住しました。
やっぱり、ばってん少女隊のホームなので、現場は通いやすくなりました。ばってん少女隊以外も含めてアイドルとの距離が和歌山にいるころより近づいているのはありますね。
ただ、コロナ禍でまだ福岡をしっかり開拓できていない感じです。知り合いもいないから、ばってん少女隊の現場で知り合ったヲタクがいる別のアイドル現場に行く回数も増えがちです (笑) 。
瀬田さんには「福岡に移住しました」みたいな話をしたことはないです。今も言ってないです。
「福岡を好きになりました」くらいの話なら別に良いと思うんですけど、「ガチで移住しました」って、ちょっと重たいかな、と (笑) 。
瀬田さんとの接触で1番印象に残ってるのは、2019年末、スタダ西日本営業所祭り (12.28@スカラエスパシオ) のとき、写真にサインしてもらう特典会で「今年もありがとうございました。楽しい1年でした」と伝えたら、瀬田さんが「ずっと来てくれてますよね。城島高原パークでブランコに乗ってるときも、そばにいましたよね」って言われたんです。
一瞬「何のこと?」って思ったんですけど、よく考えたら「ああ!」と、思い出してびっくりしました。
2月にバレンタインチョコまきイベント (2019年 2.11@城島高原パーク) があって、終わったあと、思い出として遊具やアトラクションを一つひとつ動画で撮ろうと、1人で園内を廻ってたんです。
で、最後にブランコを撮り終えて、そろそろ帰るかなと思っていたときに、聞いたことのある声が耳に入ってきて、振り返るとばってん少女隊のメンバーがブランコに乗って遊んでました。
本当に偶然に居合わせた感じで。周りには僕しかいませんでした。
考えてみると、イベント中じゃないので、一般のお客さんだと認識されてもおかしくないタイミングだったし、現場に行き始めてまだ半年も経っていない僕の顔を、17歳の瀬田さんは覚えててくれたんだな、と。
正直、僕も忘れかけてるくらいの話でした。その年の1番遠いくらいの記憶じゃないですか。瀬田さん推しで幸せだな、と思えたというか、急にグっとくるような言葉をかけてくれる。すごいなと思います。
アイドルとして、お客さんみんなのことを考えてくれる、最高の推しです。うん。
■瀬田さんの誕生日
瀬田さんの誕生日って、生誕ツイートがTwitterのタイムラインにたくさん流れます。何年か前は、それを見ていて泣きそうになることがありました。
僕の知らない瀬田さんの写真やエピソードがたくさん出てきて、僕が推す前から瀬田さんを応援している方のツイートが流れ、それぞれが特典会で瀬田さんと色んなことを話しているんだろうし。もっともっと瀬田さんのことを知りたいと切なくなる感じでした。
でもやっぱりなんというか。。。今は、当時の考え方とはちょっと変わっていて。以前は、なぜあのタイミングだったんだろう、もっと前から知るタイミングがあったんじゃないか、みたいな思いがありました。
でも、だんだんその考え方が変わったというか、2018年の秋に瀬田さんと出会ったんですけど、あのときだったからハマれたのであって、それより前のタイミングで観ていても、ハマってないかもしれない。あのタイミングがちょうど良かったんだと、今は思っています。
アイドルとか作品って、単体で存在してるわけではなくて、それを受け取る自分の気持ち次第というか、誰と一緒に観たとか、自分がどんな境遇のときにその作品と出会ったかによって感じ方が全然変わるから。
そこが僕にとって1番良いタイミングで、ばってん少女隊と出会ったんだと、今は思ってます。
ちなみに、明日2月5日は、僕の29歳の誕生日なんですよ (笑) 。
和歌山に住んでいたとき、家族全員が急にやって来て、誕生日を祝ってくれたことがありました。来るなり「和歌山のおいしい店を紹介して♪」と言われまして、いやいやこっちが祝われる立場だぞ! って感じだったんですけど (笑) 。
でも、両親は京都から、弟は東京からわざわざ会いに来てくれたんで、やっぱり嬉しかったですね。コロナ禍になる前でした。
今は福岡に住んでいるので、もし家族がまた誕生日にやって来ることがあったら、福岡の色んなお店など紹介できるようになっていたいです。そうやって、福岡の思い出が一つひとつ増えていくというのも、良いですよね。
そういう意味じゃ、2022年の2月5日というのは、福岡で初めて過ごす誕生日です。瀬田さん20歳の生誕祭「せたせいたん!〜2022.2.2 20祭〜」が開催予定で、日本中から隊員さんが集まる日。。。でしたが、残念ながら開催延期となってしまいました。
でも、きちんと「休む」選択をできることが、本当に大切なことだと思います。明日は、推しのいる聖地・福岡で、自分の誕生日とともに推しの生誕を個人的にお祝いしたいと思います。ヲタクとしてこんなに正しい過ごし方は他にないですね (笑) 。
【隊員さん募集】
当ブログではお話を聞かせてくれる隊員の方 (18歳、高校卒業以上) を募集しています。
特別なエピソードは必要ありません。「ありのまま」で大丈夫です。
接触厨も楽曲派もOK。楽しみ方は人それぞれ。(でも周りの迷惑には気をつけてね)
DDの方も“隊員の日”があるなら立派な隊員です。
ご協力いただける方はhttps://twitter.com/SuhaiGenba までDMでご連絡ください。
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