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【ライブレポ】ばってん少女隊@BATTEN GIRLS TOUR 2024 -TRY-〜「大丈夫」と、瀬田さくらは言った〜
本日は、Zepp Shinjuku(TOKYO)で行われた、BATTEN GIRLS TOUR 2024 -TRY-を観て来ました。
我らがばってん少女隊、秋の全国ツアーです。
先月発表された、ちゃん瀬田 (瀬田さくら) の12月をもってばってん少女隊卒業、および芸能活動終了。
これを踏まえると、今回のツアーが現体制での最後の全国ツアーとなるわけで、初日となる本日、たくさんの隊員さんが会場へ集まるのでありました。
なお以下、ツアー途中なので、ネタバレに配慮しつつレポしますが、まだ内容知りたくなーい、という方はここでばいばいばーい。
でもライブ観終わった後、読んでみてもいいかな、と思ったらまた帰ってきてね。
[✯Today's Live✯]
— Zepp Shinjuku (TOKYO) (@zeppshinjuku) September 6, 2024
2024.9.7 SAT.
ばってん少女隊
BATTEN GIRLS TOUR 2024 -TRY-
≪1部≫OPEN 13:00 / START 14:00
≪2部≫OPEN 17:00 / START 18:00#ZeppShinjuku #Zepp新宿 #Zepp #東急歌舞伎町タワー #ばってん少女隊 #TRYツアー pic.twitter.com/nDsXyo3krQ
■ライブレポ
概要
第1部 14:00~15:30
第2部 18:00~19:30
観客ともに約1,200人
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セトリはツアー終了後にアップします。
→10.19追記:セトリ更新しました。
(1部と2部で変更あったところは併記)
1 サニー・サイド・スリープオーバー
2 虹ノ湊
3 でんでらりゅーば!
4 びびび美少女 (TRY企画 第1部:けん玉リレー、/ 第2部:ボールバケツリレー)
5 6STARS / おっしょい!
6 ジャン!ジャン!ジャン! / スウィンギタイ
7 ころりん HAPPY FANTASY (TRY企画 第1部:電気ビリビリゲーム、/ 第2部:ロシアンドリンク
8 OiSa
9 Killer Killer Smile
10 御祭sawagi
11 ヒナタベル / ureshiino
12 わたし、恋始めたってよ! / YOIMIYA
13 さがしもの
14 トライじん
E1 Happy / Over
E2 すぺしゃるでい / ありがとーと
E3 禊 the MUSIC / BAIKA
第2部にて、新出し情報:
11/13に、5thアルバム「九伝」リリース
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●会場の様子〜みんなに観えやすい配慮〜
感染症防止拡大防止対策は、私の確認した限り、特にありませんでした。
さて、本日のZepp Shinjuku(TOKYO)は、上手側に女性・子ども優先エリアを設け、できるだけ色んな方々にステージを観えやすくなるよう配慮されていました。
特に、いつもと違ったのが、その女性・子ども優先エリアの配置。
ざっくりこんな感じ ↓ で、段差を設けたフロア①と②の「2箇所」に設けられていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1725710262-D75lRsEpx24v8HkBia61tq0T.png?width=1200)
通常なら、フロア①だけに女性・子ども優先エリアがあって、後から入場した場合、すでに人が多くてエリアまで行けない (そもそも、前の方に女性・子ども優先エリアがあることに気付かない) パターンもある中、本日の会場は、大きめに「女性・子ども優先エリア」の看板が複数立っていて、上手く導線を作っていました。
今回のツアー、ライブのMCで明かされたのが、衣装やセトリなど、ちゃん瀬田の意見を中心に6人で作ったとのこと。
この、"なるべくみんなに観えやすくする配慮" も、その一部だったのでしょうか。
●ほどよいテンポでアゲる、序盤:世界観ゾーン
ここからのライブレポ、直接的なセトリや核となる演出にはなるべく触れずに、印象に残った箇所をピックアップして書きます。
まず序盤セトリについて。
ヒントでボカして載せます (隊員さんなら分かるヤツ) 。
↓
1. 最新曲c/wである、あの曲
2. 観光大使を務める、宗像市由来の、あの曲
3. TikTokでバズった、長崎の手遊び歌の、あの曲
いずれも共通点は、"色がハッキリした世界観の曲" であること。
そして、"ほどよいテンポ" であること。
この2点があることで、新規さんも少しずつばってん少女隊のライブに入ってけるというか、徐々にエンジンをあっためていける、素晴らしい導入でした♪
今回のツアータイトル「TRY」にかけて、MCでも。。。
上田「普段はコールをしない、という方も今回のライブは新しいことにTRYするということで、声を出してみてください」
なんというか、「声出して!」ではなく、「声を出してみてください」という言葉から、優しさというか、ばってん少女隊らしさが伝わってきました。。。
がっ!
この後、そんな「予定調和」を、良い意味で崩していく展開が待っていようとは!!!
●力を合わせてTRY〜りるあ大爆発〜
完全なネタバレにならない程度に気をつけながら書きますが、ツアータイトル「TRY」になぞらえ、メンバーが様々なことにチャレンジする「TRY企画」が行われました。
6人が企画をやって、わちゃわちゃ楽しむ姿を眺めるわしら隊員一同。
この構図、つい先日行われたファンクラブイベント「隊員強化演習」(レポはこちら) でもあった光景ですが、こういう "企画もの" になると、ミラクルを起こすのがメンバーカラー:ピンクのりるあちゃん (蒼井りるあ) です。
「予定調和」という言葉の遥かナナメ上を行く (「勝負」に対して、明らかにモノが違うハイテンションっぷり) で、会場を盛り上げてくれる、りるあ大爆発です♪
りるあ「それではここで、TRY企画を始めまぁす!」
会場「ぉおお〜!?」
こんな感じで、りるあちゃんの説明から始まった、TRY企画。
力を合わせる "協力プレイ企画" が行われましたが、第1部では、見事に (?) りるあちゃんのターンで失敗。
企画説明をりるあちゃんから始め、それを自分の失敗で終了させる、どこまでも "おいしい" ミラクルっぷりです (笑) 。
上田「実はリハーサルから、全部りるあちゃんのところで。。。」
りるあ「全部、りるあだったんです!」
会場「(笑)」
しかも、このTRY企画が、肝心のライブを邪魔しないスタイル。。。というか、ライブに "つながる" 素晴らしい構成になっており、その後のライブが尻上がりに熱気を増していく!
スーパーテンションりるあちゃんの超高音ボイス (≒チアリーダー的な声援ボイス) も随所にハマり、ばってん少女隊のステージは快調に駆け抜けていくのでありました!
📢TikTok更新!
— ばってん少女隊(BATTEN GIRLS) (@battengirls_jp) September 7, 2024
ツアー初日ありがとうございました🗼
終演後、ハイテンションなメンバーによるリレーダンスです?!💃#ばってん少女隊 #BATTENGIRLS #ばっしょー #トライじんhttps://t.co/PFZ58SdY0s
●ナチュラルに入った、りるみゆトーク!
普段のライブでは、年少組 (蒼井りるあ、柳美舞) が前に出て発言する機会はレアなのですが、本日のライブ:第2部ではナチュラルに6人のトークの中にりるみゆトークが融合していました♪
MCで「本日の髪型」についての話題となり。。。
柳「第2部、私はクマちゃんみたいな髪型 (お団子2個) にしてもらってるんですけど、隣できいなちゃん (春乃きいな) がメイクさんにセットしてもらってて、どんな感じにするか迷ってたんです」
春乃「そうそう。どうしよっかな〜って」
柳「で、メイクさんがハーフツインのお団子にしたから、私が『それでお願いします』って言ったんです!」
春乃「だから、私たち、おそろいなんだよね〜♪」
そう言いながら、二人で幸せそうな笑顔をするきいなちゃん&美舞ちゃん。
上田「。。。実は、りるあちゃんもハーフツインでおそろいなのに、仲間から外されちゃってるね (笑) ?」
りるあ「そぉ〜なんです! 私も髪型ツインなのにぃいいい〜! (語尾が超高音ボイス) 」
会場「(大爆笑)」
上田「じゃ、りるあちゃんは、私たち年上組に入る (笑) ?」
りるあ「は〜い! (←さっきまでジタバタしてたのに、とても嬉しそう。一つひとつの "感情の躍動感" がすごい) 」
最後、上田さんのよく分からない提案で丸く収まりました (?) が、以前ならステージをりるみゆ二人だけにして、「りるみゆトークの時間」を作らないといけなかったのに。。。
本日は、6人の会話の中でナチュラルに "りるあちゃんらしさ"、"美舞ちゃんらしさ" が出た、とっても楽しい時間となりました♪
こういう時間が、良い。
●やれんのか!? 第3部まで突き抜ける勢い〜大丈夫、と瀬田さくらは言った〜
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、次のブロックが本編最後のブロックであることが告げられると、会場から "まだ終わらないでよ!" というニュアンスの「えぇえええ!」の大合唱が起こりました。
この声に対して、誠実に答えたのが、やっぱりこの人、ちゃん瀬田です。
瀬田「大丈夫。みんなの好きな曲、詰め込んであるから」
最後まで、自分たちの「決断」を信じてほしい。
この一言が伝わり、会場はスッと冷静さを取り戻しました。
この人には、隊員さんは誰もかなわないですね。
第2部、アンコールも残すところ、わずかまでたどり着いたところで。。。
上田「いよいよ、第2部アンコールもあとわずかですね」
りるあ「まだまだイケますよ!」
上田「りるあちゃん、アンコール前に『第3部もイケる』って言ってて (笑) 」
瀬田「1日3部制のライブ、やったことないでしょ (笑) ?」
上田「そうだよ、私たち、昔1日に3回単独ライブやって、しかも第3部は全部『おっしょい!』だったんだから!(※) 」
(※) 「10.29渡辺通り大会~ここからBEATば刻んでもよかよかよかSTATION~」(2016年 10.29@BEAT STATION) 。ナタリーさんのレポはこちら。
また、このときのダイジェスト動画は「すぺしゃるでい」【見んしゃい盤】に収録。
柳「そのライブ、"伝説" として聞いています」
上田「また、1日3部制のライブやる日が来たら、そのときは皆さんよろしくお願いします」
伝説か〜。確かに伝説だよなぁ。
あの場にいたかったなぁ。おっさん、ばってん少女隊を知る以前の出来事だもんなぁ。
でも、改めて考えてみるとNEWアルバム「九伝」リリース後の、さらに先の世界では、"アイドル:瀬田さくらがいる現場にいたこと" が、伝説になる日が来るんだな。
そんな未来を容易に思い描けてしまうほど、本日のライブ、アンコールは "エモい楽曲" のたたみかけ。"伝説" でした。
以下、隊員さんなら簡単に分かっちゃうレベルのヒントで、アンコールのセトリ記載します。
まだ知りたくない人は飛ばしてください。
本日のライブを観て、余韻にひたりたい方向けの記載です。
↓
【第1部】
E1「ふぁん」CD版のみ収録の、"幸せ" を歌った、あの曲
E2 "すぺしゃるな日" を歌った、あの曲
E3 アイドルの使命を歌った、the MUSICな、あの曲
↓
【第2部】
E1 "超える" を歌った、ハモリが印象的な、あの曲
E2 "ありがとう" の語尾を博多弁ぽくした、あの曲
E3 "今年も庭に○○が咲きました" な、あの曲
現体制最後の全国ツアー。
ラストに、感傷的になる展開が来ることは、ある程度想定内でしたが。。。これは泣いちゃう。
詳細は◾️雑感で、あーだこーだ書くとして。。。
上田「こんなにたくさんの隊員さんが集まってくれて嬉しかったです。この後もツアーは続きます。来週はインドネシア!」
瀬田「みんな、インドネシア行く準備できてる (笑) ?」
上田「は〜い (笑) 、日本にいる方は日本で頑張ってください。←
それでは以上、私たち。。。」
6人「ばってん少女隊ぃいいい。。。」
会場「だぁー!!!」
6人「ありがとうございましたー!!!!!!」
#トライツアー 東京公演🗼
— ばってん少女隊(BATTEN GIRLS) (@battengirls_jp) September 7, 2024
in Zepp Shinjuku
ありがとうございました!!
ツアー初日楽しんでいただけましたでしょうか?💭
福岡ファイナルまで隊員の皆さんと一緒に駆け抜けたいと思います🏃♀️
よろしくお願いします!#ばってん少女隊 #BATTENGIRLS #ばっしょー pic.twitter.com/5SxmdRf2ia
■雑感:「キミがいるだけで すぺしゃる!」と、春乃きいなは言った
本日のライブ、「この曲をちゃん瀬田が歌うのを生で観るのは、これが最後になるもしれない」
ライブ中、そんな思いが、フッと込み上げてしまう瞬間が何度もありました。
この想いが頂点に達して、込み上げる感情を抑えることができなくなってしまったのが、第1部アンコール2曲目「すぺしゃるでい」でした。
私にとっては、ばってん少女隊との「出会いの曲」です。
皆さんも、それぞれ「出会いの曲」があると思いますが、「すぺしゃるでい」のイントロが鳴り響いたとき、
あぁ、この曲から始まって、今日まで続いてるんだなぁ。。。
そんな思いが駆け巡りながら、飛び込んできたのが。。。
「キミがいるだけで すぺしゃる!」(ライブ動画の0:56〜)
このフレーズを、きいなちゃんの歌声で聴いた瞬間、もうダメでした。
明るくキャッチーで、スカのギターがノリノリなこの曲で泣いてしまう日が来るとは思わなかったです。
新しい夢へ向かおうとする、ちゃん瀬田と同い年のきいなちゃん。
そして、きいなちゃん自身、今年大学四年生で、きっと舞台裏で、"進路" と向き合ってる。その歌声が、深く、刺さりました。
「キミがいるだけで すぺしゃる!」
少しだけ、この歌詞を意訳すると。。。
"キミがいる。それだけで、世界は変わる"
こんなに "つながる" 言葉が、「出会いの曲」に配置してあったことに、今頃気付き、新しい意味を感じることになるとは。
そんなわけで、本日はツアー初日だし、なるべく前向きなレポにしたかったので、りるあ大爆発とか、りるみゆトークなど、明るい話題をピックアップして書いてきましたが。。。
「最高に楽しいライブ」でありながらも、アイドル:瀬田さくらを観ることができる、残された時間への「切なさ」が常に隣り合わせだった、そんなライブだったと思います。
「楽しさ」と「切なさ」。
一見すると、矛盾するような感情が同居する、かけがえのない時間でした。
そんなわけで、本日も素晴らしいライブでした。
どうもありがとうございました。
さしあたり、愛ちゃんのブログ読んで寝ます。
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