テスト観点モデルの話
ひょんなことからUTP2のことを調べていたら、↓の資料に当たりました。
UTP2まさにじゃないですけど、興味深かったので書きます。実は社内でテスト観点をいろんなバックグラウンドのところから集めるという活動をしていて、その時のフォーマットって結構考えて作ったんですよね。なので、それとの類似点とか相違点とかを語ってみます。
P14 Genericなテスト観点モデルを入力として、テストベースとして開発モデルを分析し、開発モデルに合ったテスト観点モデルを生成する
ここら辺はまさに社内で考えていることと一緒です。共通のテスト観点があって、それをもとに製品、システムの観点を抜き出すイメージです。また社内では製品、システム依存のテスト観点を作ったらそれを共通テスト観点にFBするという活動も定期的におこなっているので、「Generalization of Test Aspects」という箇所とも適合しますね。
P17 is-a/has-aの関係でテスト観点をモデル化する
ここは今できていないところです。少なくともこれぐらいはやった方がいいですよね。。
P18 テスト観点からテストケースが抽出される
この関係はまさにそうだな、と思っていて、テスト観点の組み合わせによって最終的にテストケースが生成される、という考え方をしています。
というわけで、基本的には考え方が似通っているため、社内のテスト観点のモデリングのために、この記法を使うという手はありそうです。できればUTPに本当に入ってからの方が関係者を納得させやすいですが笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?