TTCN-3について調べてみた

どこかの文献でTTCN-3という単語が出てきて気になったので調べてみました。まずはWikipediaから。

>通信プロトコルやWebサービスのテストに特化したプログラミング言語である

>TTCN は、欧州電気通信標準化機構(ETSI)や国際電気通信連合(ITU)で通信プロトコルのテストに広く使われている

ふむふむ、テスト用のプログラミング言語、なのですね。通信系で使われると。

>TTCN は ASN.1 と組み合わせて使われることが多い。

ASN.1!なんだか懐かしい響きです(自分が関わったのがだいぶ前、という意味です。どれぐらい現状で使われているかはわかりません)。ともあれ、ACN.1というデータ交換フォーマットと組み合せて使うということは、フォーマットではないのですね。

ということで本家Webサイトへ。

>TTCN-3 is a test specification language that applies to a variety of application domains and types of testing

テスト仕様の記述言語なのですね。

>Several mappings of external data and type specifications such as ASN.1, IDL and XML are already standardized

なるほどなるほど、エクスポートできる、ということを言っているだけですね。つまり、データ交換フォーマットの一部と考えてよいのかもしれないです。

ここに例が載っていました。見た目はプログラム言語ですね。シーケンス図からの変換もできるようです。DSLの一種と考えてよさそうです。

探していたらこんなのがでてきました。こちらの方がわかりやすいかもです。UTPと横並びに語られているので、次はUTPを調べようかな。

TTCN-3についてまとめると、

・テストケース記述言語

・データ交換用にエクスポート可能

・ドメイン依存はなし

・通信系では多く使われている

ということでした。

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