ISTQB CTFL_AuTの1章まとめ
ここで概要書きましたので、今日は1章について。
1章のLOは4つ。
・自動車の製品開発の難しさ
・標準(standard)に影響をうけること
・6つのライフサイクルプロセス
・テスターのかかわり方
前回の記事でも引用しましたが、テストは条件次第、というように、自動車関連の製品だからこその特徴を紹介しています。着目すべき点は、configurationとかvariationとかでしょうか。車はいろんなモデルが出ていますが、基本的な部分は共通化されていたり(ハードの話ですがトヨタのTNGAとかが有名でしょうか)します。
producers develop several models as varieties of a common platform
これですね。
configurationの話は↓に書かれています。
The end customer wants to adjust his car model to his individual wishes. This requires many possible configurations for one car model
微妙に設定が異なる複数のモデルをどうテストするのか、などが自動車関連製品に関わるときにカギになってくるということです。
また、2章で主に触れられますが、標準の存在は大きいですね。一般的に思われているように、自動車は人の命を載せるので比較的かっちりとした標準があります。なので、その記述内容に留意する必要があるということです。同じことは医療や航空分野でも言えますね。
1.3章や1.4章は特に特筆すべきことは書いていないです。
1章ではやはり上に書いたように、Parameterization、Configuration、Variationらへんが自動車のソフトとして着目すべき点ですよ、ということを理解していれば十分かなと思います。
2章以降はまたかきます。