anthem寺子屋
あまりスコアーを書き込まない人なんですが、
本日のNTT杯1日目は…
3-0
5?6?-0
これだけ見れば快勝じゃーんってなりますよね。
ところが試合を終えて帰ってくる彼らに笑顔はない。
お昼のおにぎりのゴミがあったり荷物が散らかってたり
2試合目の前に話した…
「選手って字、わかるかい?
手は自分の手で、それに選ぶって字をくっ付けて選手だな。
自分で選んでるかい?自己満のテクニックに満足しないで、観て!選んでるかい?
何を選ぶか
どっちにどんなドリブルだ?
どんなパスだ?
どこにどう走る?
最近はそんなトレーニングをずっとしてきているはずだろ?
何故やらない。
見ようともしてない、それでは選べない。
観察力を持って、選手にならなきゃいけない。
で…
君たちはその選手の頭にプロを付けたいんだろ?
プロってのはお金をもらってやるわけだ
すなわち、お金を払ってでもその人を見たい!
にならなきゃいけない。
みんなはいくら頑張って上手くなっても今はお金は貰えない。
でもプロ意識の人がプロになる。
では、プロ意識ってなんだ?
自分の身体を大切にする人だ
味方を大切にする人だ
チームを大切にする人だ
テントの下はプロ選手で言うならばロッカールームだ
ロッカールームにゴミが落ちてたり、荷物がぐちゃぐちゃだったり…
そんなプロっているのかな?
そんな選手はお金を払ってでも見たい選手かな?
今日はありがたい事に、たまたまイベントがあってアンセム低学年が君たちの2試合目を観戦してくれる。
君たちも数年前は、高学年のお兄さん達カッコいいな、あーなりたいなぁなんて思ったことあるんじゃないのか?
今はもう低学年から憧られる立場だぞ。
あそこにいる低学年の子達が、お前たちみたいに本気でなりたい!カッコいい!
と思ってもらえたら、それはプロだ。プロ選手だ。今日は良い審査員がいるな
勝つ事は大事だ、でもそれは目標でしかない。
目的を達成して結果を出せ。」
なんだろうが最後は笑顔で拍手
わたしはそんな事はしない。
出来てないものは出来てないと評価する。
だが、わたしが言うまでもなく
ベンチに帰ってくる彼らの顔は苦かった。
いいかみんな、みんなを成長させてくれるのは相手チームだ
相手をナメるな、相手チームだってなんとかして勝ちたいんだ
その相手を観て、相手を超えなきゃいけない
その場しのぎの付け焼き刃など未来のみんなのなんの経験値にもならない
改善しろ
チーム内で言い合いになったって良い
それは意識が高いって事だ
でもそれを喧嘩で終わらせないで正しく修正するんだ
みんなにはその術を伝えてきたはずだよ
明日はもっと良いサッカーしよう⚽️
明日は…
もっと…
良いサッカーしような!!!