2023年06月インドバンガロール出張 3~4日目 「現地テック企業やエンジニアに会ってみた」
エンジニアプラットフォームをつくるファインディで海外事業立ち上げを行っている河島です。
2023年6月11 - 15日でバンガロール(インド)に出張をしていまして、感じたことを書き留めて行こうと思います。
この日に感じたことを書き留めている記録ですので、テック系スタートアップの人 N=1の感想としてお楽しみいただければと思います。
私の旅程
だいたい1日少なくて3件。多くて5,6件アポをいれました。
はじめてバンガロール来た時は多く入れるのを避けました。理由は交通渋滞や移動手段が読めないので、無理しないという理由でした。
今回は2回目なので、ミニマムで最低3件で設定し、そのあとは現地で追加アポが入れれば入れていきました。市内を移動する場合は、6件だと相当きつい。Uberを6時間かりても2000円ちょっとだったので、時間でまとめてレンタルすると良さそう。
少し余裕を残しておくと、時間が空けば仕事すればいいし、現地での出会いや紹介に対応できるので予定を詰めすぎるより良いというのが学びでした。
結果4日間で、16件誰かと話したりご飯食べたりする予定を組みました。
内訳としては、日系(企業、VC、ベンダー)、現地エンジニア、現地企業や現地ベンダーといった感じ。
なるべく現地に住んでいる日本人だけでなく、インドの方とも接点を組むことを意識しました。
アポ設定は、投資家や弊社クライアント、twitterやLinkedInで連絡を取りました。
テックパークやCo-working spaceにいるスタートアップ
現地も日系もスタートアップ系はWeworkやRegusとかCo-working spaceにオフィスを借りていることが多いです。
そしてそういった場所はだいたい”テックパーク”と呼ばれるところにあります。
アポの1つとして、ラクスルがインドに開発拠点を持っており、LinkedInで連絡をとってみました。現地責任者の方がチームを拡大し、インド人チームでちゃんとチームが出来上がっています。
ヘッドの方が快く応じてくれてお話できました。テキサスに住んでた共通点もあり、ミーティングとランチと盛り上がり、またHRや開発チームも議論によんでくれて有益なディスカッションができました。
いけてるスタートアップはこのような綺麗なビルにオフィスを構えております。こういったところも働くエンジニアや社員にとってのモチベーションの1つになっていそうです。
テックパークが、バンガロールに点在しており、それぞれにスタートアップが密集している感じ。そのエリアだけは本当にシリコンバレーなんじゃないかってくらい整っています。
なお、テック系はだいたい以下のエリアにいます。
Koramangala・・・元祖バンガロールのスタートアップメッカ
HS layout・・・新興スタートアップエリア
Whitefield・・・テックジャイアントなど大手外資がいるエリア
自分がどの辺のエリアにいる企業に会いにいくかで、ホテルを決めると行動が便利になります。
現地のミートアップに参加した
弊社の投資家であるカーバイドベンチャーのパートナーのインド出身の方が今回バンガロールでミートアップを開催し、ご紹介いただきました。
インドでのミートアップは初参加でしたが、日本のカンファレンス同様に、自己紹介して、雑談したり、仕事の話したりといった流れは変わらないので、日本での経験が活きました。
話しやすい方が多くてつい夢中で話してたらご飯を食べ損ね、終わったあとお腹が空こうにも日本のようにラーメンやコンビニがあるわけではないので辛かったですw
テック系や、スタートアップ系のイベントはバンガロールでは毎週のように開催されているようです。そういったところに参加してネットワーキングするのが早そう。
お酒と軽食をつまみながら、自己紹介→雑談の流れ。テック系ミートアップなので仕事に関する雑談がメイン。
現地の名刺交換文化
前回1月に来た際は、英語の名刺をたくさん持ってきました。
インドでも名刺交換文化はありそうです。ただこういったカジュアルなミートアップだと話してLinkedInやWhatsappを交換するのが主流です。
名刺の渡し方も日本のようにちゃんとしていないのは海外っぽいですねw
よりトラディショナルなスーツ系のほうがちゃんと名刺交換してそうな印象。
今回、日本からこちらのカードを作成し持ち込んだところめちゃくちゃ便利だったので紹介させてください。
プレーリーカード!
SuicaなどのICカードのように、こちらのカードを相手のスマートフォンに近づいてかざすと、自分の情報が読み取られます。
相手がアンドロイドの場合、NFCの設定をしないと読み込まないことに注意。相手の反応的に、NFCは知っているし似たようなサービスはあるらしいが、まだ珍しそうな感じ。これは日本と同じ状況だと思う。
So cool!これって日本のサービス?って聞かれて盛り上がりました。 話の掴みにも、LinkedInなど私のSocial Media情報を共有するのに便利でした :)
石を投げればエンジニアに当たると言われるバンガロール
バンガロールには2百万人近くエンジニアがいると言われています。
そのため、現地のエンジニアがとくにKoramangalaというスタートアップエリアでは、「石を投げればエンジニアに当たる」と言われています。
せっかく来ているので、事前にファインディに登録しているエンジニアで高いスコアを持っている方でバンガロールに住んでいそうな方に連絡を取りヒアリングをお願いしました。
快く受けてくれて、カフェで1時間。
どんな開発をしているのか、どういったソースから新しい技術を学んでいるのか、どんなミートアップ参加しているのか、Social mediaはどのように活用しているのか色々お聞きしながら、日本のことも聞かれたのでお伝えしていました。
現地の方とは数人リンクトインでコールドメールしてお話していますが、いずれの方も快く会ってくれて、バンガロールはオープンマインドの方が多いなあと感謝の気持ちでいっぱいです。
相手も仕事もあるので朝9時に会いました。前回も朝の時間帯に会ったので、朝おすすめ。
隣の席は投資家とスタートアップっぽい人が話をしていました。もっと早い時間に朝食を食べながら話すみたいなのもよく行われていそう。
Networking is King
日本に限らない話だし、世界でもそうなのですが、インドではより一層ネットワーキングが重要だと感じます。
誰の紹介なので話を聞く。まずはサービスを試してみる。といったことが往々にして起こるので、いかにネットワークを作りにいくか。
個人でネットワークを作りにいくのも大事なのですが、それだと限界があるので、ネットワークが強い人を味方につけるというのが定石だと思います。
シンプルですが、まずは現地のコミュニティやオフィスにいって話しかけるというのが大事ですね!
あっという間に今日が最終日。2回目ともなるとだいぶ行動が慣れてきて、1日のアポ設定数も増えてきました。本日も頑張っていきます!