新卒は大手に行くか、ベンチャーに行くか問題について。

タイトルの答えは、私は『大手』に行く一択だと思っている。

私自身は、新卒ではベンチャー寄りの企業に入ってしまったのだが、大手とベンチャーの一番乗り違い、それは、

『教育制度』の有無だ。

大手の企業は、新卒の人員が入ってくること前提で会社が回っているため、しっかりとした研修を受ける事ができる。

また、分からない事があっても、先輩に聞けば割と何とかなると思う。(もちろん、会社によるだろうが)

良い企業は、売上が安定している→人が辞めない→余裕を持って会社を回せる→新人教育に力を入れられる→入った新人が育つ、という良いループに入れている事が多い。

一方悪い企業は、売上が少ない→人も辞めるのでギリギリ→会社に余裕が無い→新人など育てる余裕が無い→それでも人手不足だから募集はかけるが余裕が無いので新人が育たない、という悪いループに入っている事が多い。

もちろん、大手の企業でも悪いループに入っている企業もあるし、中小企業でも売上に余裕があって先述の良いループに入れている企業もあるので一概には言えないが、教育制度が充実しているか否かは良い企業かどうかのひとつの指標だろう。

一方、ベンチャー企業は自由度が高く、挑戦できるのが良い所ではあるが、それは後からでも転職できたり、自分で起業したりする選択肢もある。

そもそも、本当に自由な環境で挑戦したいのなら、学生時代に起業してしまえば良い。

大手→ベンチャーへの移動はできるか、ベンチャー→大手の移動は難しい。

これが、新卒は大手を勧める理由だ。

参考になれば嬉しい。

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