お金持ちになる『才能』は存在するのか?

世の中には『才能』というものが存在する。

例えば、バレーボールやバスケットボールなどのスポーツをやる上では、身長の高い選手が絶対的なアドバンテージがある。他にも、運動神経が抜群に良いという場合も同様だ。このような時に、スポーツの『才能』がある、などと言う。

同じように、恋愛においてはルックスが良い方が『才能』があるし、仕事においてもテキパキ仕事ができるか、などの意味で『才能』がある。

それでは、お金持ちになるための『才能』は存在するのか?

残念ながら、答えは『イエス』だ。

それは、例えば親の遺産などで元々資産があるような場合だ。

資産が元々1億円ある人ならば、それを年利5%の運用をするとしても初年に500万円の資産が増える計算になる。この時点で日本人の平均年収である458万円は超えてしまっている事になる。

年利5%ならば、リスクの少ないインデックス投資で十分達成できるだろう。他の人より少ない労力で資産を増やせるのだから、お金持ちになる『才能』はある、と言わざるを得ない。

それでは、我々『普通』の人間はどうすれば良いのか?

答えは、シンプルだが王道の手段を取るしか無いと思う。

① 支出を減らす

余計な出費を抑えて支出を減らすというのがまずできる手段だ。10,000円を稼ぐことと、10,000円の出費を抑えるのとでは、どちらも同じ+10,000円だ。

複数の趣味がある人は、趣味を一つに絞ってみる。モノが多すぎるという人は、断捨離をして家賃の安いところへ引っ越すなどして、まずはコストカットをするのが第一歩だろう。

② 収入を上げるための努力をする。

支出を減らすのと同時に検討して欲しいのが、この②だ。今よりも収入の高い会社の転職や、資格を取得することによって手当がついたりなど、言うのは簡単だが行うのは最も難しいのはここだ。だからこそ、達成できた時には自分の資金に余裕が生まれてくるはずだ。

③ 作った元手を投資に回す。

① ②を上手に実践できていれば、ある程度まとまった金額のお金=元手ができているはずだ。人によっては元々貯金があって既に元手があるという人もいるかもしれない。

そうしたらそれを投資に回す。資産が資産を生む正のループに入れるようにする。お金持ちになるにはこれが正攻法だ。

投資対象は、インデックスファンドの投資信託など、リスクの低いもので最初は十分だろう。

複利効果により、今始めた投資は人生の後半になればなるほど活きてくる。

今なら新NISAの制度により、1800万円までは非課税で運用できるので、これほど投資を始める良いタイミングは無い。

ぜひ、少しでも実践して頂ければと思う。

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