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がんばれ日本保守党。私が日本保守党を応援する理由

選挙もあと1日。あっという間だなあ。
選挙は最後まで何があるかわからないと言われる。
選挙に限らずなんでもそうかな。

がんばれ日本保守党。
最後はエールを送るだけになってしまった。

1年前、無謀にも新党が立ち上がり、とうとうここまで来てしまった。
まさか本当にこうなるとは・・・

自民党に代わる政権担当可能な政党が必要であることは何度か述べた。
既成政党だと維新と国民民主党があるが、自民党より危うい政策を掲げていたりもする。

国防、皇位継承、経済などの重要テーマは自民・維新・国民民主ともに大間違いはない。
(どこもちょっと怪しいが)

移民、選択的夫婦別姓、同性婚などは日本社会を壊してしまう恐れがある。
これらに明確に反対する政党は参政党のみであった。

加えて「国家観」と「保守主義」。
国家観とは「国家に対する見方」「国家をどう捉えるか」である。
簡単ではないものだが、政治家は国(地域)を治める(統治する)ことが仕事である。
「国家」をどう考えているかが政策や行動に影響する。

たとえば「国家なんて古臭い考えだ。これからは国境を越えて世界全体を考えるんだ」なんて思っていたら、日本の古来よりある風習や価値観は否定され、消えてしまうだろう。
古来よりある風習や価値観は先人が長い年月をかけて築いてきたものだ。
古来よりあるものには科学的根拠のない非合理なものもあるが、昔の人は理由があってそうしていた。
その意味を理解し、変えるべきは変え、守るべきは守るのだ。
なんでも新しくすれば良いものではない。
「古いものはすべて壊せ!」というのは乱暴な発想である。
壊すべきは壊し、守るべきは守る。
そこは謙虚な姿勢で吟味しようというのが保守主義である。

保守主義の発祥はフランス革命のときとされ、エドマンド・バーグという政治思想家が「保守思想の父」と言われる。

フランス革命は民衆が為政者の暴政に怒り、王と王妃を引きずり下ろし、ギロチンで首を飛ばしたものだ。
為政者の暴政は改める必要がある。そこに声を挙げるのはかまわない。
だが、それまでの統治をすべて否定し、怒り狂って王室を倒し、王と王妃を殺し、「俺たちで全部新しくするんだ!」というのは乱暴すぎる。
多くの人が死に、社会は混乱する。
事実、3000人ほどが処刑され、フランス革命期の死者は100万人とも200万人とも言われる。

改革は否定しないが、混乱しないよう、感情だけで突き進まぬよう、理性を失わずにしようというのが本来の保守主義とされる。
(日本保守党が怒りから生まれたのは内緒)

正しい国家観と保守主義。
この2つが日本の政治に必要である。
これを持っている政治家は自民党の一部、他党の一部にもいる。
だが、あまり前面に出さない。
「国家主義だ!」「個人をないがしろにするのか!」「右翼的だ!」
なんて言われるのが嫌なのだろう。
ゆえに少数派となっている。

そこを前面に打ち出したのが日本保守党である。
実はいろいろなことが言われている。
「無謀だ!」(その通りです)
「政治の素人じゃないか!」(まあそうかな)
「極右だ!」(極右ではありません)
「カルト集団だ!」(それは一部だけ)
「エセ保守だ!」(確かに本来の保守主義とは違う)

できたばかりで雑なところもあるが、私は勢力の拡大を願っている。
問題があれば正せば良い。

国会で一定の影響力を持つまでにはいくつか壁がある。
組織づくり、ガバナンス、候補者選定、党員・支持者の質、政策の精査。
そして組織票もなく、いくつもの選挙で一定の議席数を確保するのは大変なことだ。

今後どうなるかわからないが、いつか政権を担える政党に育ってほしいと思っている。

あと1日、がんばれ日本保守党。

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