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「サイレント国土買収」を読んで。外国資本に土地が買われる恐ろしさ

外国資本に国土が買われる。
10年以上前から話は聞いていたのだが、あまり対策は進んでいないようだ。
安全保障の問題が大きいが、再エネと外国人の問題とも絡む。

ハワイ王国の例が出ていた。
かつてハワイ王国は独立国であったが外国資本に土地を買われ、やがて現地住民は追いやられ、ハワイ王国はなくなった。今はアメリカである。

土地の所有者はその土地を自由に使える。
貸すも良し、相続するも良し、所有権があるので日本の法律に違反しない限り手を出しづらくなる。

怖いのは自衛隊の施設の近くなど、安全保障上重要な場所を確保され、有事の際に破壊活動が行われること、平時であってもスパイ活動が行われること。

また人の流入、移民である。
買われた土地に大量に外国人が送られ、地域が乗っ取られてしまう。治安の悪化やスラム化の可能性があり、周辺に日本人が住めなくなる。
もっと言えば領有権を主張され、日本の中に外国ができてしまうかもしれない。

そしてエネルギー。
外国資本に買われた土地に太陽光発電や風力発電が作られ、電力会社がそこで発電した電気を買い取り、我々が使う。
これは電気の供給を外国に握られるということであり、有事の際の破壊活動や、平時でも脅しや揺さぶりに使われる恐れがある。

そして水資源。
水がなければ人は生きられない。
飲むだけでなく、食糧の生産にも水が必要である。

上海電力についても書かれていたが、中国資本が多いようだ。
中国といえば特に危険な国である。
「戦わずして勝つ」の一貫とも考えられる。

今のところビジネス(金儲け)で買っているケースが多いようだが、中国には国防動員法という法律があり、有事の際は民間人や施設を軍事動員できる。
中国政府から要請があれば中国人は従わなければならない。

恐ろしいものだが、日本政府は対応に本腰を入れていない。
法律は一応作ったが、不十分だと指摘されている。

中身は詳しくないのだが、他国は外国資本の土地購入には制限をかけている。
当然だろう。敵性国家に自国の土地を買われるのは恐怖でしかない。

そして、国土は先人から受け継いだものである。
書籍の最後のほうに書かれているが、国家の礎であり、国富を生むものだ。
国とはそこに住む人と土地、そして文化である。
一度取られたら簡単に帰ってはこない。竹島や北方領土がそうである。
伝統文化に加え土地も今の世代が守り、次代につながなけらばならない。

#土地規制法
#国土買収
#安全保障
#侵略
#脱炭素社会
#再生可能エネルギー

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