北村想楽宛 虹色レター

どーもー!すぐりさんです。今回は俺からの虹色レターで出した音源についてのお話をしますよー。


<原稿>

そら。今ちょっといいかな

あのね、話したいことがあって。
ずっと迷っていたけど、今なら少し前に進めそうな話。聞いてくれる?

想楽のプロデューサーになってからね、本当に時間が過ぎるのが早くて、いつまでもこの時間が続けばいいのにって思って。ライブの前日とかさ、明日が来て欲しいけど来ないで欲しいみたいなね、。ずっとそんな感じだった。


でね、そうやって隣にいる時間が長くなっていくうちに私変わっていったの。

いつの間にか想楽に助けて貰ってばっかりで、もっと頑張りたいのに想楽に追いつけなくて。それが苦しくて辛くて。私が隣にいていいのかって思って。


それでも想楽がいつも通り話しかけてくれるから、想楽の優しさに甘えてた。

想楽が本当に大切だから、この想いは恋じゃないって確実にわかっているのに、必要以上につけこんだ。
ずるいようなことばっかり、ごめんね。


そんな頃にれじぇの初めてのラブソングのオファーがあって、どうしようねーって2人でも話してたじゃん?結局その時答えは出なかったけど、出来上がった音源を聞いて、ちょっとほっとしたの。想楽の出した答えを聞けたような気がした。

答え合わせ、してもいい?

隣にいたい理由は恋じゃなくてもいい。

出会ってから変わった私たちの2人の意味は恋っていう形じゃないけど。


秒針が重なるように、ひとつになれるかな


やっぱりこわいね、大切なこと話すのは。緊張しちゃった


最後にひとつ聞いてもいい?

これからも私の隣にいてくれますか?






<使用した曲>

・ゆびきり(「音楽の卵」)

・Time Before Time (Legenders)




<解説>

今回はバレンタインが近いということと、少し前にサイスタでやっていたLegendersのイベントに触れたいなーということから北村想楽で音源を作らせていただきました。

想楽との関係性はnoteでも本当に少ししか触れていなかったのでわけわかんなーいと思った方も多かったかなと思います、、、。事前準備が足りなかったですね((アセアセ

ということで!せっかくなのでここで少しそのお話もできたらいいなーと思っています!そして、音源に乗り切らなかった私の想いもお話していきたいと思います!




私と想楽との出会いは想楽が既にアイドルになっているときでした。何回か大きなステージにも立っていて、私が仮に居なくてもアイドルとしてやっていけるだろうなくらいの時期でした。


だからずっと後悔してたというか、悔しかったんです。どうして私が0からこのアイドルに関われなかったのかって。

想楽がアイドルとして成長を重ねる毎にその気持ちは大きくなっていきました。


それと同時に私の力でもっとこのアイドルを育てようというポジティブな感情も強くなりました。

だから一生懸命、ただただまっすぐプロデュースを続けました。


私が頑張れば頑張るほど仕事は上手くいって増えて行ったように思えました。でもそれは、私だけの力ではなくて、想楽だったりLegendersのみんなだったりのサポートありきのことです。それくらいは理解していました。

アイドルの成長を感じるとともに自分が自分への期待をしていること、その期待が膨らむ度、自分が自分を苦しめていることに気が付きませんでした。


それに気づくきっかけは同僚のひとことでした。

「Legendersのプロデュースなんて、すごいね!私だったらアイドルを導くどころか引っ張られちゃう。」


その瞬間喉の奥が固まって、一瞬私の中の時計が止まりました。その言葉で気づいたのです。

私はアイドルを導くどころかアイドルに導かれているのだと。私が思い描いていた理想の私には全然近づけていなかったのだと。



想楽のことはもちろん大事でもっとすごいアイドルに育てたい、でも自分にそんなことできるのか。私が関わらない方が想楽はもっと伸びるのか、、、。

そんな思考がずっと頭のなかでぐるぐる回りました。




そこから私はしばらく想楽のプロデュースのことについてじっくり考える時間をもらいました。その間にも想楽は私にいつも通り話しかけてくれて、私は上手く答えが出せずにいました。




そんな日々を送っていたある日のことでした。

想楽が撮影の練習として、私をデートに誘ってくれました。

たまには息抜きも必要だと言い張って、わざわざ休日の時間を割いて私を外に連れ出してくれたのです。


具体的にどこにいったーとかは秘密ですけど、そこで私と想楽は1日限りの恋人ごっこをしました。

ありがちですかね。でもすごく楽しかったです。



その一日を過ごして私はやっぱりこう思いました。



あぁ。想楽の隣に並んでいや、追い越すくらいすごい人になりたい。もし迷惑でも隣で頑張りたい。



と。


恋人ごっこをしてみて気づいたことは私は想楽に恋をしてる訳ではないということ。そして、想楽をアイドルとして、人間として、幸せにできるプロデューサーになりたいということでした。

かなりの収穫です。想楽、ありがとう。




ここまでがこの音源を聞く前の出来事というか、前提のお話でした。



そこで、音源では隣にいたい理由みたいな感じでお話させていただきました。

想楽に並べるようなプロデューサーになるのにはまだ時間がかかりそうですが、あの日想楽はこう言ってくれました。


「プロデューサーが悩んでて、迷っていることはわかっていたけど、僕は1度もプロデューサーを導いているなんて思ったことないよー。」


そっかー。ならちょっとだけ安心かもなー。てんて思いつつ、自分の納得がいくようにはしようと思いました。


事実がどっちだったとしてももっと頑張るということには変わりないですしね!




<最後に>

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました!なんとなーくでもわかっていただけたでしょうか??

想楽は私の事務所の大切な大切なアイドルの1人で、それはずっと変わりません!


虹色レター初参加だったんですけど、もっと色々やりたいことが増えましたね!

また色々なアイドルで参加したいと思います!

音源を聞いていただいた方、すぐりを気になってくれた方!本当にありがとうございます!またnote更新できるように頑張りますので、気長に待っていただけたらと思います!

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