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世界に広がる七田式教育!七田厚先生が教えてくれたこと
2024年12月23日 株式会社しちだ・教育研究所の代表取締役社長 七田厚先生が逝去されました。七田先生とは『週末右脳あそび』(WAVE出版)『どっちの子育て?』(講談社)でライティングでご一緒させていただきました。
2024年12月23日は七田先生の書籍を作った編集者の方とお会いしていて、「また七田先生にお会いしたいですね」と先生のことをお話していたので、翌日になって先生の訃報を伺い信じられない気持ちばかりで、今でも先生にもうお会いできないということが信じられません。
最初に書籍をご一緒したのは、コロナがまだ外出を妨げる時期で、先生の取材のために何度も七田式の銀座オフィスにうかがうために行った銀座は人影がなく、がらんとした銀座の街並みを歩いた記憶が懐かしく思い出されます。
七田厚先生は、七田眞先生が創出された七田教育を日本中に世界にと拡大された経営者です。コロナ禍で教室運営が止まった際にも、通信教育の軸が飛躍するなど、逆境をプラスに転じる力をお持ちの方で、取材時には「みんなが苦しい時ではあるけれど、これまでに培った七田教育5つの経営の柱が助けてくれている」とお話しくださいました。
いつお会いしても、穏やかで、時間にもゆとりがあり
本社の島根県江津市と東京、そして全国を飛び回り膨大なお仕事をされているにも関わらず、七田先生の周りの時間はゆったりと穏やかに流れていらっしゃいました。
誰にでもびっくりするほど丁寧に、謙虚に接っしてくださる厚先生。
先生のSNSにコメントすると必ず丁寧にお返事くださって、これだけの方がこんなに丁寧に手間暇かけて人と関わるお姿に驚くばかり。
やはり人がついていく経営者とはこのような人格の方なのだと思わせてくださいました。
七田先生にもう会えないのだとわかったとき、強烈に思ったのは会いたい人には、きちんと会っておかなければならないということです。
しばらくあの人に会いたいなと思っても、すぐに連絡をしたり、スケジュールを決めたりするわけではありません。遠い場所に住んでいるとなると、億劫さが邪魔をして、また今度にしようとしてしまうこともあります。
でもこれからは
会いたい人にはしっかり会うことをしていくと決めました。七田先生が教えてくれたねと、編集者の方と話をして、これからも定期的に会っていきましょうと約束をしました。
七田先生、お会いできないことが寂しいです。
先生の温かいまなざしを忘れません。先生が渡してきた子どもたちへの大きな愛はこれからも伝わり続けます。