同人誌の作り方(写真、イラストがメインの本向け)&制作振り返り
こんばんは🌛すぐのです。
念願の同人誌(刺しゅう図案の本)を作ったので、自分がどうやって同人誌を作ったのか、まとめておこうと思います。
ほとんどpixiv関連のページの紹介ですが、次に同人誌を作るときに「あのページどこでみたっけ!?」「あのときどうしたっけ!?」とならないように書いておきます。
ざっくりとした流れ
自分の場合の同人誌の作り方をざっくりまとめました。
1. 同人誌のサイズ、ページの構成を決める。
2. pixivFACTORYの原稿テンプレートをダウンロードする。
3. イラスト作成ソフトで原稿を作成する。
4. 原稿をプレビューする。
5. 原稿を入稿する。
おおまかにこの5つの流れになります。
pixivFACTORYの「3分で分かる原稿データのつくりかた」のページを読むとイメージがわきやすいかと。
というかわたしはこのページの通りに作りました!
pixivFACTORYはグッズや同人誌を簡単に制作できるサービスです。
右も左もわからない同人誌初心者には、pixivFACTORYだけで完結する作り方は大変ありがたかったです。
1. 同人誌のサイズ、ページの構成を決める。
わたしの場合は、本文12ページ、表紙&裏表紙(&その裏)4ページ、計16ページのA5サイズの刺しゅう図案の本を作ることにしました。
具体的な構成は以下の通りです。
表紙
表紙の裏
はじめに・・・p.1
刺しゅうで使う道具・・・p.2,3
この本に出てくる縫い方・・・p.4,5
①刺しゅうの完成形の写真と図案・・・p.6,7
②刺しゅうの完成形の写真と図案・・・p.8,9
③刺しゅうの完成形の写真と図案・・・p.10,11
奥付・・・p.12
裏表紙の裏
裏表紙
奥付は同人誌の責任の所在を明らかにするため、必ず必要なページです。
奥付に入れる情報は、こちら↓です。
・本のタイトル
・発行日
・著者・・・サークル名もしくは個人のペンネーム
・発行者名・・・サークル名
・印刷会社名
・連絡先・・・メールアドレス
奥付に記載する情報はこちら↓のpixivFACTORYのQ&Aを参考にしました。
https://factory-books.pixiv.help/hc/ja/articles/115002129973
2. 原稿テンプレートをダウンロードする。
先ほどのpixivFACTORY「3分で分かる原稿データのつくりかた」のリンク先から、自分の作りたいサイズの原稿テンプレートをダウンロードします。
個人的に同人誌を作る上で一番よく分からなかったのが電子上の原稿サイズだったので、テンプレートがあるのはめちゃくちゃありがたかったです。pixivFACTORY様様です。
3. イラスト作成ソフトで原稿を作成する。
ダウンロードしたテンプレートはPNGファイルなので、イラスト作成ソフトでファイルを開いて画像や文字を入れていきます。
イラスト作成ソフトはFireAlpacaを使っています。
改めて考えると炎のアルパカ(?)って名前おもしろいですね。
表紙&裏表紙のテンプレート
本文のテンプレート
テンプレートは、印刷時に裁ち切られる範囲が分かるようになっています。ありがたいです。
裁ち切られる範囲も色などを塗ります。
ソフトでグリッド線を表示すると、画像や文字の位置の調整に便利です。
わたしは原稿作業の終盤でグリッド線を表示できることに気が付いたので、文字や画像の位置を再調整するのに時間がかかりました…汗
ちなみに刺しゅうの写真は人様のiPhoneを借りて撮影・編集しました。感謝しかない。ありがとうございます!
原稿が作成できたら、テンプレートのレイヤーは非表示にして、PNGファイルとして出力します。
表紙&裏表紙、本文の全ページを同様に作成します。
4. 原稿をプレビューする。
pixivFACTORYの「3分で分かる原稿データのつくりかた」の最後におためし入稿ページがあるので、そちらからプレビューができます。
原稿の情報を入力して、
こちら↓の画面から入稿プレビューしていきます。
プレビューで仕上がり画像に問題がなければ、そのまま入稿に進んでもOKです。
5. 原稿を入稿する。
一冊だけ印刷したい場合は、pixivFACTORYのこちら↓のページから入稿すれば、一冊からの注文が可能です。
複数部数を印刷する場合は、pixivFACTORYと提携している印刷業者さんに印刷してもらうこともできます。
今回わたしは、やっぱり紙の本も頒布しようと思い少部数を追加で印刷したので、こちらの場合をまとめておきます。
同人誌をイベント会場に送るのか自宅に送るのか、希望の到着日はいつか、同人誌のサイズ・ページ数・部数、などを選択すると、対応可能な印刷業者さんのプランが表示されます。便利だなぁ。
プランを決めたら、本の綴じ方と印刷する紙の種類を選択します。
紙の種類はプランによって異なります。
例↓
綴じ方は、中綴じ(ホチキス止め)と無線綴じ(ホチキスなしでのりで止める)があります。
薄い本なので開きやすさでいえば中綴じがよいですが、ホチキスがない方が本らしさが出るかな~と、無線綴じを選択。個人的には正解でした!
紙の種類はワケワカメだったので、こちら↓のページを参考にしました。
本当は紙の見本をあらかじめ入手して、手触りや印刷の具合をみておけたら良かったな~と思います。
紙の種類が選べるとは知りませんでした( ̄▽ ̄;)
次までに紙の見本を入手しておきたい。こういうのとか↓
わたしの場合は刺しゅうの本なので、本文はあまりテラテラせず落ち着いた雰囲気にしたいと思い、表紙はコート、本文はモンテシオンを選択しました。
このモンテシオンがとても好きな感じの紙でして、適度な厚さ、ざらざらとさらさらの中間くらいの手触り、暖かみのある色で、うわ~!印刷してよかった~!と思いました。(自分用のは表紙も本文もマットコート(つるつる)にしていました。)
ちょっとだけ細い文字がかすれてしまう感じはあるけど、それも紙の味が出ている気がします。
~入稿後~
送り先など必要な条件を入力し入稿したら、あとは届くのを待つのみ!
…という訳でもなく、誤字があり、入稿の翌日の朝にpixivFACTORYの担当者様から修正依頼がきました。
ちゃんとチェックしていただけてありがたい。
夜、修正したものを再入稿したら、1時間後くらいに担当者様からOKの連絡が来ました。一体何時間働いてるんでしょうか…。
そして届いた同人誌がこちら↓
本になってるーーーー(°▽°)!!!
という感動がすごかったです!
テイズプリントさまありがとうございます!!!
実際によく見ると表紙の刺しゅうの部分かほ~~~んのちょっとだけぷっくりしていて、触ると微妙に浮き出ていているのが分かります。すご!
また、1包装(?)ごとひよこ🐤(写真左下)が1匹付いてくるみたいです。うれぴよです。なんとこのひよこちゃん光ります。
◇◇◇
以上、同人誌の作り方を振り返ってみました。
説明が分かりづらかったら申し訳ないですが、参考になるページはまとめられたかなと思います。
いつになるか分からないけど次に同人誌を作るときは、表紙のデザインと紙の種類にこだわってみたいな~。
またエアコミケ2が終わったら、打ち上げ記事をあげたいと思います!
それでは👋
~おわり~