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いくつになっても英語を始めた方がいい理由
もうこの歳やから
いまさら新しいこと覚えるのなんて
やらない理由は幾つでもあげられるけど、あげればあげるほど、本当はやりたいという自分の気持ちに蓋をしていくだけ。人生100年時代。あと何年、話せたらなぁと言い続けるのか、3ヶ月自分に時間を作ってそのコンプレックスを手放すのと、どちらがコスパがいいか考えて欲しい。
どこでもドアになる語学
コロナでリモート通勤になったり、自粛で家にいる時間が増えたときに、オンラインの英会話レッスンを増やした人が多かった。いや、私もフィリピン語のオンラインを始めた。
コロナになる前から、zoomを使ってレッスンをお勧めしたりしてきた。だから世の中が一気にzoomの飲み会なんて広がっても違和感なかったけど、初めての人はみんなドキドキしていたようで、それでもあっという間に慣れていくくらい簡単。家から一歩も出ず、なんなら布団から出てきて上半身だけ整えたら海外と繋がれる。もうどこでもドアの域だ。
でも、私がここで言いたいのは、オンラインの使い方でも単語の覚え方でもない。なんで、語学をやった方がいいか、ということ。
答は選択肢が増えるから。
私は子どもの時、早く大人になりたかった。ネットがなかった時代、子どもの世界は狭くて小さくて苦しかった。自分の家と学校と近所、付け足せるとしたら習い事のようなものがあればそこくらい。狭い人間関係で行き詰まっても、逃げることなんてできない。環境なんて選べない。
女の子なら。
小学生なら。
娘なら。
こんなのできて当たり前。
常識でしょう、こんなこと。
普通なら、これくらいできるでしょう。
できない自分が悪い。頑張らないからできないんだ。嫌われるのはみんなと同じことができないから。空気を読めない。読めても、それに従うことが我慢できない。
コンプレックスの塊でしかなかった私は、英語を学んでいく中で、価値観って場所によって全然ちゃうやん!常識ってみんなが言うものほど曖昧で、世界に出たら非常識なこととか、下手したら人権侵害になるやん!と、気づいた。
今は、幼稚園から、多様性や個性を大事にする、と言われる時代になった。でも、現実大人になればなるほど、会社や交友関係の中で、個性よりも輪を乱さないことの方が重んじられることが多い。そんな時に、ちょっと世界との接点を持っておくと心が楽になる。
世界には10億の人がいて、文化も考え方も全く違う人たちがたくさんいる。自分を否定する人もいるかもしれない。でも、それでいいんだよって認めてくれる人もたくさんいる。
何も持っていない、平凡な取り柄のない自分も、全く違う世界の人から見たら知りたいことだらけの存在だったりする。そんなことを考えもしない、気づかない忙しい毎日に、どこでもドアを作れるのが大人になってからの英語レッスンだ。
ただの〇〇でなくて英語のできる〇〇
YouTuberをやっている人が先日、どんな内容のものでも英語の字幕をつけるだけで再生回数が全く違う、と言ってました。
看護師の生徒さんも英語が話せるだけで、どんな患者さんにも余裕を持って接せられる、と。
保育士さんも外国人のお母さんが増えてきて、少し英語で説明を足してあげると安心してくれてうれしい、と言う。
そう、どんな職業でも英語ができるだけで、お客様を増やすことも満足度も高められる。そして、その英語はアメリカン英語出なくていい時代。むしろネイティブの英語の方が少ない。普段、日本語で話していることをそのまま英語で補足するくらい。それだけで、喜んでもらえる顔に出会える。何よりも、その笑顔があなたを幸せにしてくれる。
ただの主婦、派遣社員、販売員が、英語のできる人になるだけで、自分の存在価値が変わった気になれる。この変わった気になるってすごく大事。だって、そう思った時点で、あなたは前よりも自分のことが好きになってるはず。今更英語なんてやってもできないよね、役に立たないよね、無理だよね、って自分に限界つけてる時は自分のことを信じてない。でも、ちょっと英語をやり始めて、駅で困ってる人に切符の買い方を教えてあげられたら、それだけで今まで見て見ぬ振りした罪悪感とサヨナラできる。サンキューって感謝されたら、なんだこんな簡単なことで自分の世界を楽しくできるんだ!って気づくことができる。TOEICや検定試験のためじゃなくて、自分のために、自分の必要な程度の英語を身につけるだけで、こんなに楽しいんだ、と言うことを経験して欲しい。
自分の可能性を信じるということ
語学学習に終わりはない。30年以上語学を使っていても知らないことにも出会うし、わからないことや勘違いだった起きる。でも、ゼロから1に進むのは決して難しいことじゃない。
1 目標を明確にする。
2 目標にあった教材ややり方を選ぶ
3 自分に合った学習計画を立てる
4 計画に沿って、継続的に学ぶ
レベルに関わらず、また英語に関わらず他の言語でも同じ、この4つをすれば必ず話せるようになる。
でも、これを1人でやると間違った方向に進んだり、思い込みで遠回りしたり諦めたり。何よりも飽きちゃったりして続けられない。
自分の可能性を信じるってすごく難しい。だって、諦めておいた方ががっかりしなくていい。恥ずかしい思いもしなくていい。でも、それって今のまんまで何も変わらないってこと。それは維持でも停滞でもない、劣化への道まっしぐら。老化していくだけってことを覚えておいて欲しい。
何度も自分にがっかりしても大丈夫。やり方があってなかっただけ。あなたは幾つになっても、可能性に溢れてるし、変われる。始めようと思った時が最良のタイミング。遅すぎることなんて、なにもない。大切なのは、話せるようになりたい、と思ったあなたの心。大事に育ててあげましょう。
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