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今日できたことを、数えよう

あーあれやりたかったけど終わらなかったな、よし寝かしつけたら〇〇するぞ。大体私はいつも宿題を残して寝かしつけに入る。

ところが多くの子どもたちがそうであるように、ベッドに入ったからといって大人しくすぐ寝てくれるとは限らない。お歌をメドレーで歌ったり、CMやアニメのモノマネをせがまれたり、タオルケットをバフバフしては「おちゃ、のむ~」とおふとんを抜け出してみたり(行って帰っての3セット)など、親が先に寝落ちする率は98%だ(私調べ)。

『早く寝ろ~』と思いながら横に寝ころがっていると、彼女はある時には丸くて大きな瞳で私の顔を覗きこみ、ある夜は天井を見つめながら、自分の「今日やったこと」を私に教えてくれる。

「おふろ、はいったー」「タオルでふきふきした」「おちゃも、のんだぁ」さっきやったばかりのことを、次々に報告してくれる。直近の記憶が鮮明なせいもあるのだろう。

私としては私の知らない話(例えば保育園で遊んだこと、パパとの秘密のお話)を教えてほしいけど、答えは気まぐれ。思いつくままに次々、やったことをたくさん報告してくれる。

でも眠る前に今日できたことを声に出して数えるって、なんだかいい夢が見られるような気がする。あと、きっと自己肯定感が高まる。

不器用な割に完璧主義ゆえに日々減点しがちな私と違って、彼女は究極の加点方式で日々成長している。顔を洗うとか、パジャマに着替えるとか、一見当たり前で見過ごしてしまいそうな小さなことも、「今日できたこと」としてカウントしてもいいのかも。

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育児は、すごく学びが多い。少なくとも私は、ビジネスの比じゃないくらい学べることが毎日、毎時、毎秒たくさんある。

反面、目まぐるしくてどんどん忘れていくから、【#育児の学び】について日々twitterとnoteで記録していきます。

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秋元沙織
サポートは、私がこれからもおごり高ぶらず、普通の人の視点を持ち続けるための活動費に充てたいと考えています。