ベロニカとの記憶
感想川柳「蒸し返し 嫌われるから やめましょう」
予告が気になって観てみました。φ(..)
60歳を過ぎ、ひとり静かに引退生活を送るトニーのもとに、ある日、見知らぬ弁護士から手紙が届く。それによれば、40年前に別れた当時の恋人ベロニカの母親だという女性が、トニーに日記を遺しているという。思いもよらない遺品から、トニーは長い間忘れていた青春時代の記憶が呼び覚まされていき、若くして自殺した親友や初恋にまつわる真実をひも解いていく…というお話。
『シャーロット・ランプリング』が出ていて、過去と向き合う作品となると『さざなみ』を思い出しますが、それとはまた違ったおもむき。(;・∀・)
単純にトニーとベロニカの過去の話ではなく、割と深い話まで進んでいきました。!Σ( ̄□ ̄;)
トニーの過去と現在を交えながら二転三転していくのはなかなか興味深い。( ゜ρ゜ )基本的に元奥さんに話している過去が進行していくスタイル。
それにしても『男』は知りたがりだなぁと思う。自分含めて。(。´Д⊂)普段無関心なくせに、その気になると自分が納得いくまで突き詰めるもんなぁ。相手の都合なんてお構い無しで。(^^;)))過去の理由なんて知ったところで、現在にはほぼ意味がないのに。自己満だよ自己満(唇を噛みしめながら)( ̄¬ ̄)
ラストはある意味衝撃の事実でしたね(;´_ゝ`)ボンヤリとしてるのがまた味なのか。
『人の記憶なんて曖昧なもの。信じるほどの価値はない』アーニャ・アールストレイム(ФωФ)
気になるセリフ
『何かが起こった 歴史に関して人が確実に言えるのはそれだけです』『歴史上の出来事の犯人探しは無意味に思えます』『歴史が生まれるのは不完全な記憶と文章が出会う時だ』『私は失うことも得ることもせず 傷つくのを避け それを自己防衛と呼んだ』
んでまず(^_^)/~~