心臓カテーテル検査の結果
娘は、生まれつきの単心房、単心室で、フォンタン手術を受けているんですが、サチュレーションは、良くても85くらいです。
原因は、右の肺がうまく酸素を取り入れることが出来ないからです。
肺動静脈瘻といって、肺へ流れ込んだ血液が、肺の隅々に行き渡る前に、途中に出来た血管によって、酸素を取り入れずに戻ってしまいます。
その結果、サチュレーションが低くなってしまいます。
肺動静脈瘻の原因として、肝臓から戻る血液が右肺に流れていないことがあります。
お医者さんの話では、肝静脈血の中の何らかの成分が肺に流れることが、正常な肺機能にするために必要だそうです。
おととい、3月に受けた心臓カテーテル検査の結果を聞きました。
以前は右肺にほとんど流れていなかった肝静脈血が、しっかり流れていることが確認出来ました。
もう16歳なので、これから右肺の機能が良くなっていくのかは、お医者さんも分からないとのことですが、今は期待するだけです。
こんな結果を聞くことになるとは思っておらず、肝静脈血が右肺にも流れるように大きな手術を提案されると予想していました。
そのことをお医者さんに話すと、お医者さんも予想外の結果で、カテーテル検査のするまでは、手術を提案することになるだろうと思っていたそうです。
うまく説明出来ていないかもしれませんが、奇跡が起きているみたいです。
昨日は、娘の体調が良かったので、2人で散歩がてら花見をしました。
カバー画像は、その時に撮った写真です。
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もしサポート頂けたら、なにか習い事や、酸素ボンベ用リュックサック購入などの、娘用に使わせて頂こうと思います。