サビサビの硬貨をよみがえらせられるか?(3)
こんにちは、青空坊主です。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
さて、このコーナー3回目の投稿となりました。
前回までは、自力で錆を取ろうとチャレンジしましたが効果はなく、諦めて日本銀行に持っていくことにしました。
今回はついに日本銀行に潜入します。
どんな感じで交換できるか、自分自身初めての体験でしたので、ご紹介します!
◾️前回までのあらすじ
1.きれいにしてみようとした編
食用酢を使ってみたり、風呂用酸性洗剤を使ってみたりしたけど、ピカピカ、元通り!という感じにはできませんでした。
2.諦めて日本銀行に持って行こうと準備した編
損傷硬貨の交換というサービスを日銀でやっているということで、予約をとり、持っていくための準備作業を夜な夜な一人でやりました。
◾️ついに日本銀行へ!
今日はその予約日。平日しか受け付けていないため、仕事の休みをとっていくことにしました。数えるのに時間がかかるため、午前中9時〜10時くらいまでには来るように、とのことでした。
JRで新日本橋駅で降りて地上に上がるとすぐに日本銀行の建物が見えてきました。
このあと行く貨幣博物館で知りましたが、東京駅を建築した明治の建築家、辰野金吾作だそうです。
今日はニュースで知りましたが、金融政策決定会合が開かれて、今後の政策金利をどうするか話し合われていたようです。テレビカメラが来ていて、この建物をバックにリポーターが話している姿がありました。
さて、損傷した貨幣を交換するための受付は、新館北門から入ってくださいとのことで、北側に回りました。
北門に来たところ、すぐに警備員に話しかけられ「どういったご用件でしょうか?」と。「損傷した貨幣の交換です」と答えると、右奥の入り口から中に入って、また警備員の案内に従ってくれとのこと。
警備の都合上、これ以降、内部の撮影は一切できなかったので、説明のみでお送りします。
◾️本店内部に入る!
いよいよ、中に入ります。
上の写真の場所から一歩入り口側に踏み出したところで、1人目の警備員に声をかけられ、案内された先の入り口の前にも警備員がいて、また用事を聞かれ、そしようやく自動ドアから中に入りました。
自動ドアを入ると手荷物検査。
よく空港で飛行機に乗る前にやるX線検査装置があって手荷物の中身を調べられるのと、ゲートをくぐって身の安全を厳重に確認されました。
そして、ようやく建物の中に入ったと思ったら、すぐに中にいる警備員からまた用事を聞かれ、同じように答えると窓口を案内されました。
建物の中は、ずらっと窓口が50mくらい並んでいて、中では行員の方が静かに仕事をされていました。お客さんはほとんどいません。さらに私服で入ったので、さらに目立ちます。
案内された窓口に向かうと、遠くで警備員が手を振っていました。
ここだと言っているようです。無線で伝えたのか、すでに用件はわかっているようでした。
◾️交換の手続き
ここで、すべての交換する硬貨を出したら、引換依頼書というものを書きました。
それぞれ、金種別に金額を記入し、最後に合計金額を記入します。
あとは住所や連絡先、損傷した理由を書きました。
書類への記入を終えると、これから1枚1枚、人の手でしっかり確認しますので、午後1時ごろ取りに来てください、とのこと。
番号札を渡され、一旦手続き終了となりました。
しばらく時間を過ごして、11時45分ごろ、一旦様子を見に戻ってみたら、作業がすでに終わっていて、無事交換して受け取ることができました!
やっぱり日銀に行けばなんとかなる!
◾️貨幣博物館
最後に、交換作業が終わるまでの待ち時間をどう過ごしたか、ご紹介します。
前回、実は、本店の施設見学を申し込んだんですが、やはりダメでした。ですが、代わりに向かい側の貨幣博物館にぜひお越しくださいとのことだったので、行ってみることにしました。
入館料もかからないとのことです。
初めて日銀に来たので、せっかくだから行くことしました。
しかし、こちらも入り口で受付とX線検査。本店に入るときと同じ警備体制になっていました。
さて、受付を済ませて中に入りました。そうすると、2階の1フロアが博物館の展示スペースとなっていて、結構ボリュームがあります。
1つずつじっくり見ていったので1時間半もかかってしまいました。
あと、残念ながらこちらの展示も撮影禁止とのことです。
貨幣の歴史から、今度7月3日から流通する新しいお札についての説明が詳しく展示されていました。
いい社会勉強になったなー。たまには博物館もいいですね。
◾️おまけ
交換後の腹ごしらえは、神田神保町のキッチン南海に行ってみました。
カツカレーが有名な老舗です。
ボリュームがめちゃくちゃあってこれで800円は安い!!
今回は、日本銀行に行き、無事交換することができました。
サビサビの硬貨をよみがえらせるには日本銀行へ行け!
それでは、また。
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