周囲と助け合い自然と調和して生きる
私は50過ぎの中年オヤジです。
「仲間とつくる本」は震災被害に遭われた方々への支援ということで、
ここに投稿できる幸運に感謝します。
縁あって震災復興のボランティア活動も、福島へ何度も足を運ぶことができました。
力強く復興していく様子を目の当たりにして幸運でした。
今回は、私が偶然享受できた、「楽に生きる方法」をお伝えしたいと思います。
私は若いころは格闘技選手としてリングやマットで闘ったり、営業会社でトップクラスの売り上げをあげたり、マイクを握るとカラオケ大会で優勝したり、自己顕示欲旺盛なイケイケ兄ちゃんでした。
センスがあったわけではなく、負けず嫌いの精神(スピリット)にあふれ、
成果は必ず出ると信じて継続する執着心があったのです。
ひとことで言うと個人プレーの好きな野心家でした。
しかし今から12年前にガイド(守護存在)の声が聞こえるようになり、様々な教えを受け、他人を否定せず、逆らわず、意見が合わない場合はその場を離れ、極力受容という姿勢をとるようになりました。
朝4時に起床し、武道の稽古に励み、稽古の後出勤、仕事のない土曜日は知人の整体院で、ガイドより教わった整体の手技でと気功で施療、そんな中で人生の波が大きく揺れるようになり、家庭、職場、所属している武道道場で大きな問題が次々と勃発して、そのたびに逆らわず受容することで、何かしらの解決策を見出し、問題の解消へと向かう心の修業をさせていただきました。
今までは、自分中心でなければ感情が騒ぎ、表面上はゆずっても、心中では相手を思いやる気持ちに欠け、人生とは何かしらの成果を出して、納得することと思っておりました。
しかし、ガイドとともに生きるようになって、人生とは周囲と助け合い共に生き、世界、そして宇宙の成長のために生きることであると信じております。
昨年の9月に26年間勤めた営業会社を退職しました。
直接の理由は、オーナーの御曹司の意向です。
しかし、私にとってはまさに人生の転換期だったようです。
うちには私立大生が2人おり、住宅ローンもあと10年残っております。
思考感情的には、「プライドを捨て御曹司に従い、何とか残りたい」というのが本音でした。
細かいことは言えないのですが、人道から外れるようなことも言われ、気が付いたら、「もう、やめるから」と言っておりました。
実は4月の時点で労働基準法を大きく上回る給料の減額をされてました。
年齢から、転職も難しいと思い、受け入れておりましたが、それから、5か月後の一件でした。
慌てて就職活動をすべきなのでしょうが、不思議なことに、不安はほとんどありませんでした。
縁あって、トラックドライバーの職を得て、前職を上回る収入を得ることができました。
配送先は群馬、栃木、茨城の山々や田園に囲まれたところが多く、自然を満喫しながら、運転しております。
転職とともに、朝2時に起床、整体院のお手伝いも暇をもらい、週4回指導している武道教室の稽古も半分は弟子に任せました。
お釈迦様が諸行無常、諸法無我、一切皆苦とおっしゃったように、人生は様々な出来事が起きます。
でも、それに逆らわず、受容することで、必ず光明を見出すことができます。
「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、これはこれ災難をのがるる妙法にて候」良寛
これからも自然体で生きていこうと思います。