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ヴィパッサナーで楽になる方法
スピ人生
杉崎しげると申します。
私は悟りを開いているわけでもありませんし、社会的地位の高い人間でもありません。
ただ他の方よりスピ要素の多い人生を送ってきた中年男性が、悩み多き人生を楽に生きられるようにヴィパッサナーに取り組んできて、人より多くの労働時間を平気で淡々とこなしていることだけが今の私の唯一の強みだと思っております。
トラックで荷物を運んでおります。
少ない日で12時間から多い日で19時間くらいを淡々と不平不満なく取り組んでおります。
15歳から武道を始め、現在54歳まで継続しております。
途中プロ選手としてリングで闘ったりもしました。
この武道の姿勢はとても理にかなっていて、
私は前職から、現在に至るまで27年間1度も病気やけがで休んだことがありません。
試合でかなりのけがをして、鼻血が1週間続いたこともあったのですが、武道の体の使い方や、心持ちを知っていたおかげで、何とか業務を遂行できました。
たしか41歳のときでした。
瞑想をしていたら身体が勝手に動き出して私の姿勢の矯正が始まりました。
左右に回転したり反らしたり、自発が始まったのです。
当時私は、毎朝4時に起床して、公園で稽古をしていたのですが、その際も、身体の遣い方や、技の指導を受けるようになりました。
当初、細かいことは自動筆記で伝言してくれたのですが、そのうち、先生たちの意志が、パッと通信されるようになったのです。
また、整体についても同様に指導がありました。
私は当時営業職でしたが、お休みの土曜日は、知人の整体院をお手伝いするようになりました。
元々悟りに興味があった私は、テーラワーダ仏教協会のヴィパッサナーについて自分なりに取り組んでおりましたが、それからはガイドの方々の指導に則って行うようにしました。
瞑想しようと目を瞑ると、目がいくつも見えました。おそらく、その方々のうち技や手技に応じて適したガイド(先生)が、指導してくれるような感じなのかなと思います。
ヴィパッサナー
ヴィパッサナーはゆっくり動きながら、身体の感覚を感じて、その動作を実況するトレーニングです。
例えば歩く場合、「右足、はなれた、はこんだ、ついた」と歩いている足の感覚を感じながら実況します。
私の場合は武道をやっているので、「抜き足、差し足、忍び足」と実況することが多いです。
これは、武道、整体の姿勢が基本になっております。
あごを引いて、肩甲骨を寄せるように肩肘を落とし、仙骨の上部を丹田の方へ押し込む感じです。
通常だと、男性は屈筋といって身体を曲げて力を出すことが一般的です。
腹直筋、大胸筋、上腕2頭筋で力をグッと入れて入力しながら出力します。
手応えがあって、やった感もあります。
逆に女性は、ピッと背中を伸ばして、仙骨から背骨、肩甲骨、肘、小指のラインを通して力を伝達します。
やった感はありませんが、身体を伸ばして、伸筋で全身を連動させて、大きな力が出ます。
この身体遣いをやっていると手のひらが赤くなってきて、気功が使えるようになりました。
私は家系的に力があって、屈筋で入出力しておりましたが、ここは根本から矯正されました。
元々エゴが人一倍強く、「俺が勝って」、「俺が引っ張って」、「俺が皆を指導して」というタイプでしたが、この伸筋主導の身体の遣い方は、力を抜かないと繋がらないので、変えざるを得ませんでした。
我を消して、歩くことを実況し、背中に意識が移動したら、「背中、伸びる、伸びる、縮む、縮む」と実況します。
お腹に意識が移動したら、「膨らみ、膨らみ、縮み、縮み」と実況します。
エゴは自由気ままで、常に、思考妄想の機会をうかがっております。
しかし、客観的視点を維持して、思考妄想を消して、身体を正しく使うことで心身ともに浪費が無くなります。
脳の消費エネルギーは相当なものだと聞いたことがあります。
54歳のおじさんが人一倍長時間労働で、難なくこなせているのは、ヴィパッサナーのおかげといっても過言ではありません。
悟り
この感じるトレーニングを継続していると右脳が活性化してアカシックレコードが読めるようになるのではと思います。
現在、私はできません。
ただ、客観的視点を持つことで冷静に物事を観ることができ、怒りをはじめとした感情に流されることが少なくなりました。
アカシックレコードが読めるというのは、般若心経でいう、「観自在菩薩」の域だと思います。
いずれはそんな希望もあります。