謎のマスクマン。時間に遅れてくる
千葉商科大学は当時、授業を取る前に1回だけお試し授業がありました。そこで、時間通りに来ない謎の教員がいたんですね。
で、たしか初回。
タイガーマスクのマスクを被って、重そうなカバンを持って歩いてやってきた。
教員が遅刻して、悪い悪いとか言いながら、タイガーマスクのマスク被ってた気がする。(もしかしたら、別日かも)
で、机の上に乗っちゃって、パフォーマンスをするわけです。
もう、僕みたいなやつは、トリコになっちゃうわけですよ。
そうです。
この男こそ、千葉商科大学の伝説の教員。
野呂一郎先生です。
なんで伝説かって、多分初めてあったときの野呂先生は、30後半か40前半。今の僕よりもちょっと年下なくらい。
そのパッションや授業のやり方は、他の教員を圧倒するパフォーマンスでわかりやすく、授業が楽しい。
そして、学生主導で、彼のゼミを作って欲しいと学生運動まで巻き起こしたわけです。
そして、加藤先生が、開いている時間教室を使っていいと許可を出してくれて。
学校を大きく動かしていったんですよね。
あの頃は、すごく楽しかった。
それから、野呂ゼミを毎週開いていただいて、毎週勉強。
だんだん、噂を聞きつけ、他の大学や大学院からも、野呂ゼミを受けに来るというすごい状態が続くわけです。
そんなこと多分ない。聞いたことがなかった。
そこで出会った仲間は、今でも大事な仲間たち。
そして、僕は、野呂先生と同じくらいの年になったときに、超えてやるって思ってたけれど、その壁はとても高かった。
それと同時期に、世の中はIT革命だぁってなっていくわけです。
ロッ◯リアの時給が、980円だった頃、IT系の給料は高いわけですよ。
そして、必然的に、IT系の仕事に手を出していくわけです。