なぜ日本人は子どもを産まなくなったのか~ライフプランの重要性~
こんにちは!
ちょっと社会的な内容になってしまいますが、少子化について今回は言及したいと思います。
こういう理由もあるんだなくらいに思ってもらえると幸いです。
先に結論をお伝えすると、あなたの人生なので好きにしたらいいけど、ちゃんと将来のことを考えましょうね、というのが今回の趣旨です!
早速本題ですが、少子化の理由は大きく3つに分類できると考えています。
①自由がなくなる気がする
・自由に使えるお金が減る
よくニュースでやっているのが、お金がないから結婚・出産できないという話ですが、最近は共働きのことも多いので、極端に困窮するケースは少ないのではないでしょうか。
ただし、子育て=子どもに投資するわけなので、自分にだけお金を使えた独身時代と比べたら自由なお金が減るのは当然です。
それが嫌ならもっと稼ぐことが大事ですね!
・自由に使える時間が減る
人間の子育てに掛ける時間は長く、日本だと最低でも自立するのに18年は掛かることが多いです。大学まで計算すると22年!長いですね。
お金の話と被りますが、要するに子どもに色々取られると思うことで、自分が自分の人生の主人公ではなくなると考えてしまうのかなと思います。
・結婚という契約が不自由
日本はまだまだ結婚と出産がセットのことが多いです。
夫婦別姓も進んでないですし、基本的には同じ家に住んでみんなと同じようにというのが好まれるので、そもそも結婚したい相手がいなかったり結婚自体したくない場合は、子どもを選択肢に入れづらい傾向にあります。
また、相手を一人に絞るのが嫌だったり、離婚が大変なのでそもそも結婚したくないって方も一定数いそうですね。
・無知、想像力の欠如
障がいを持って生まれるかもしれない、子どもが世間を騒がせる事件を引き起こして自分の人生も終了するかもしれないなど、ネガティブなことを妄想すればいくらでもできてしまいます。
大体の妄想は起こらないので気にしなくていいですが、その不安は無知から来ることが多いので、正しい知識を身に付けることが大切です!
あと、若い内は遊んで30代から考えようかな、50歳で産んでる人もいるし!という方もいらっしゃいますが、そうすると様々なリスクも高くなるのと婚活市場での評価も20代に負けることが多くなります。
また、今の生活がずっと続くなんてことはないので、周り含めどう変わっていくかは考えるといいかもしれません。
最近は卵子凍結もあるって方は、卵子凍結にどれくらい費用が掛かって、その卵子を使った場合に着床・出産できる確率がどれくらいかまで調べた方が良いのではないでしょうか。
不妊治療中など、産みたいけど産めない方も世の中には沢山いらっしゃいますが、なかなかデリケートな話なので聞けることは少ないですが、経験者がいたら聞ける範囲で聞くのもいいかもしれませんね。
②理想となる先輩・上司・モデルとなる人がいない
・理想の上司やモデルとなる人がいない
時短勤務になって出世街道を外れた、仕事中に保育園や学校から呼び出されたり子どもの熱で仕事に集中できない、出世している女性を見るとみんな独身など、特に古い体質の日系企業を見ると、子ども=キャリアを諦めるになっていることが往々にしてあります。
また、昨今は離婚している人も多いので、シングルになったり泥沼離婚する可能性があるならいらないってパターンもあるかもしれませんね。
・結婚したい相手がいない
①でもお伝えした通り子どもは結婚と紐づくことが多いのですが、そうすると結婚したい人がいないとどうしようもありません。
恋愛系の話については、別のタイミングで書こうと思います!
・見た目に気を遣わなくなる人が増える
出産前までは見た目に気を遣っていたのに、そこにお金や時間を掛けられなくなったり、無頓着になる方も一定数います。
いわゆる、女を捨てたって言われるパターンですね。(男もある話ですが)
・良い噂を聞かない
お小遣いが月3万、家に居場所がない、子どもの塾代に月X万も掛かる、部下と飲みに行っても割り勘など、①の不自由に繋がってる人が多く見えてしまうことが多いのではないでしょうか。
・親の態度が悪い
電車や路上などの親の態度を見て、こういう大人にはなりたくないなと思ったことがある方は少なくないと思います。
子どもを連れているから何をしてもいいわけではないですし、子どもなら何をしても許されるわけでもありません。
③子育てしやすい社会ではない
・人の態度
電車や街中でも、子連れに優しくないことがほとんどです。
外国人観光客は子どもに優しいことが多い印象ですが、日本人は同じ子連れだとしても譲り合いや助け合いがなく、自己中心的な人が多い傾向にあります。
電車やバスではベビーカーがスペースを取るからと睨まれ、子どもが泣いたら睨まれ、悲しいことに自分のことばかり考えている大人が多いため、社会全体で子どもを育てようという風潮はありません。
そんな人や社会を見て育った子どもが大人になって、ポジティブな気持ちで子どもが欲しいと思う方が難しいかなと思います。
・インフラが十分に整備されていない
エレベーターやスロープがない駅も多いなど、社会のインフラが整ってないこともあります。
また、昨今やっと不妊治療の保険適用や少子化対策の施策などもでき始めていますが、子育て世帯のお金に関わる制度もこれからな部分も多いです。
余談ですが、なんと東京都では結婚させようという試みがあったりもします。
こういうことをやる前に、やるべきことがある気もしますが。。。
まとめ
物事にはメリット/デメリットがあり、それを天秤にかけて日々選択しているかと思います。
自分の人生なのでご自身で決めたらいいですし、周りがとやかく言うことでもありません。
ただし、気になるのは何の将来設計もせずに、今が楽しければ良いで過ごした人が、30代以降に色々うまくいかないことに直面していることです。
将来設計というとハードルが上がるかもしれませんが、要は理想の人生は何かってことです。
人の気持ちは変わるため、計画しても毎年または数ヶ月に1回見直せばいいので、まずは自分の人生を長期で見て主体的に生きることが大事だと思います!
ライフプランを立て、それを自分で決めていることは重要です。
子どもは必ずしも授かれるわけじゃないですし、出産可能な時期も決まっています。
人間が人間である以上は覆せないルールや原則があるので、そのルールの上でどう生き、どのような人生にするのが自分にとってベストなのかを考え実践していきたいですね♪