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【本】ライフキャリア

こんにちは。

先日『ライフキャリア』という本を読みました。

本は他人の感想やまとめではなく自分で読むべきと思っているので、なるべくネタバレは少なくしつつ、大事だなと思ったことを書いていきます!

前半:ストーリー、後半:解説という書き方なので、まじめな内容の本にしては読みやすい部類に入るのかなと思います。

第一の想定読者を団塊ジュニア世代と書かれていますが、もっと早くから準備すべきという観点で、個人的には20代・30代こそ読むべき本だと感じました!

年金と退職で賄える期間が15年だとすれば、残りの20年は自分で収入を確保しなければならないという「新たな課題」が生じたのです。

『ライフキャリア』

22歳から働いて65歳が定年だとしたら、33年働いて老後の35年を賄うことになります。
単純な計算ではありますが、これって結構大変なことだと思いませんか?

年齢を重ねれば重ねるほど、己の肉体のみに依存して働くのは厳しくなっていくはずなので、早い段階から資産を築くことが大切だなと感じました。

昔は80歳で死ぬ設計だったのが、今は100歳まで生きる前提ということは、当然ですが親世代とは当たり前が違うということです。

例えば親にこう言われたからという理由だけで主体性もなく人生を過ごしていると、将来大変な状況が待っているのではと思ってしまいます。

コンビニや掃除のバイトなどをしているお年寄りや、テレビで年金が少ないと嘆いているお年寄りを見て、なんでこの人たちはバブルなどの好景気や高度経済成長期を経験してるのにお金がないんだろう?と思ったことはありませんか?

当時バリバリ働いていた時には老後のことをそんなにイメージできてなかったのかもしれませんし、こんなに長生きするとは思わなかったという方もいらっしゃるかもしれません。

現代の日本は昔のような好景気を期待することが難しいですし、起こりもしないであろう好景気に期待するよりは、若い内から備えようという若者が多い印象を受けます!

そのような方々にとって、キャリアを考える機会は非常に重要だと感じます。
選択権が多い内に選択肢を増やすべきだなと。

本書では、人生100年時代は「福」業をデザインしようと書かれており、幸せな人生をデザインするために大事なことが書かれています。


幸福に最も影響を与える要因は、所得でも学歴でもなく、「自己決定」である

『ライフキャリア』

また、日本人は文化的に集団意識が強い傾向にあるので、自己決定と思いきや誰かの意向を反映していたり、本当の意味で自己決断してきた人は少数派なのかなと思います。

ただのわがままや自己中だと微妙な気がしますが、自分で決められる状況や環境は大事ですね。


サラリーマン生活しか知らないから、キャリア=会社になってしまいっていた。

『ライフキャリア』

多くの方にとって、キャリア=会社での(会社員としての)キャリアと考えがちなのかなと思います。

もちろんそれでもいいとは思いますが、キャリア=自分の人生という前提で考えていくのはいかがでしょうか。

本書にはキャリアを考える上で参考になる、キャリア・ビルディング・ブロックも載っています。

それを載せるとだいぶネタバレになる気がするので、読んでのお楽しみということで!

読書をすると読書の素晴らしさに気付けるので、定期的に行っていきます♪

皆さんのお勧めの本も伺えると嬉しいです!

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