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幸せジャンクション 〜キャンピングカーが運んだ小さな奇跡 【本棚#1】

旅やアウトドア関連の書籍紹介を兼ねてを読書メモを残していこうと思います。ネタ切れしてきたら、テーマを広げていくかもしれません。

第1回目は小説「幸せジャンクション 〜キャンプングカーが運んだ小さな奇跡」

一言で言えば、読んだ後にスッキリする後味の良い物語。
還暦を迎えた主人公の浜浦さんが、会社の倒産がきっかけでキャンピングカーを手に入れたことが起点となり、人と出会い、旅を通じて出会った方々に良い影響を与えていく内に、ある事情で閉ざされた心が徐々に変わっていくストーリーです。

テンポ良いストーリー展開で読みやすく2時間ほどで一気に読んでしまいました。
キャンピングカーの旅を経験したことある方には、人助けの部分は置いておいてもあるあるシーンにニンマリしたり、キャンピングカーを体験したことが無い方には興味を惹く内容かと思います。
キャンピングカー購入を検討されていて、パートナーの理解をどう得ようかと検討されている方は、それとなくこの書籍をすすめるのも手かもしれません。あとは、人間関係や仕事に悩まれている方ですかね。もちろん、小説のようには行かないかとは思いますが、十分気分転換にはなるかと思います。

私は改めて、人との出会い、旅の良さや意義を再認識できました。

現在私はトラックキャンパーを所有していますが、特性上今回小説に出てくる人助けの旅はできないです。安直に人助けの旅に出たいという意味ではないですが、私も小説に出てきた方と同年代の母親がいることもあり、そんなメリットがあるのかと気づきもありました。将来この小説に出てきたキャブコンで旅をするのも良いなと思いました。
妻にも本書を勧めて感想を聞いてみようと思います。


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