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地球環境真理教といった独善的・排他的で危険な新しい一神教が生まれる訳

 最近、欧州では、「地球環境保護活動家」と称している(そして、古いメディアもそう呼んでいる)頭のオカシイ人たちが、有名な絵画にペンキを投げつけたり、イベントを妨害したりと、酷く暴れて続けている。

 一体、何故、このような奇怪な人達が湧き出てきたのだろうか?

 欧州の人たちは、長年、全人生・全生活をキリスト教に支配されて生きてきた。元々キリスト教は イスラム教の様な 独善的・排他的で 人を宗教依存症にする危険なものであったし、それが露骨に表れていた。が、近代以降は、マイルドなものに変貌してきた。まずは、建前論として、独善的・排他的はイケナイ、他の宗教も認めなければいけない、などと綺麗ゴトを言っているうちに、だんだんと本気でそう考える人が増えてきて、本当に、危険性が低い、マイルドなものに変貌してきた。

 ところが、それじゃ不満な人たちがいる。《 きついドグマに支配されて生きていきたい・その方が安心できる 》《 「何も考えず何も独自で判断せず ただこれを妄信すればいい」というものを与えて欲しい 》という人達が、世の中には 常に 一定数居るのである。

 で、キリスト教が、その《 人々を支配する危険なドグマ 》の役を降りた後、その穴を埋める為に、人権真理教 や グローバリズム真理教、そして この 地球環境真理教 といった、信者たちを縛り支配し(:つまり 信者たちを依存症にする) 独善的・排他的で危険な 新しい「一神教」が考案されて、或る種の人達に受け入れられて 広まっていった。


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