ハマり出したらやめられない
「沼」なんて言葉があるように、一度のめり込んだら抜け出すのは困難。最近自分は台湾まぜそばに凝っており、金もないのに見かけたら食うレベル。どれだけ大便のときケツが破裂しそうなくらい痛くても食べたくなる中毒性、あれなんなんでしょう。ニコチンでも混ぜてるんでしょうか。
これはメシに限った話ではなく、趣味全般に言えるのは周知の事実。自分の場合は中日の追っかけとパチンコ・パチスロになります。どれだけ酷い負け方をしようとも、翌日ケロッとして朝イチの抽選に向かい、試合開始30分前にテレビやラジオの前にスタンバイ。大ファンと言えば聞こえはいいですが悪く言えば依存症。中日依存症なのは恥ずかしいというよりむしろ誇りに思っていますが、ギャンブル依存症の自分はホコリ以下のカス野郎です。
ここまでは「好きになる」という意味でハマるという言葉を使ってきましたが、ことパチンコ・パチスロに限ればもう一つの意味があるのは皆さんご存知のとおり。改めて説明すると「ずっと当たりを引けずにいる」という状態のことを指します。こちらの意味でハマってしまっても、やはり抜け出すのは困難。500~600くらいまでなら財布とメンタル次第でなんとかなりますが、4桁を超えればもう青天井。といってもそこに広がる景色は青空ではなく雷雲なんですが。いっそのこと雷に打たれて死んでやろうかなんて思いながらも、万札を入れる右手は止まりません。これだけやられてもまだ捲ってやろうという往生際の悪さから分かるように、希死念慮なんか欠片ほどもありません。
そんな気持ちでようやく大当たりを射止めた時、生まれる感情は「???」。一週間我慢したのに変なタイミングで抜いてしまった時と同じです。助かったとかふざけんなとか、そんなありきたりな表現では不十分。自分の語彙力ではこの時の心情を的確に表す言葉が思い浮かびません。
ただ、散々ハマって引いた大当たりが単発終了ともなれば、心の底から「死ね」と思います。やっぱり雷に打たれておけばよかった。
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