オーダーメイド家具屋にしか出来ない作業があります。家具背面と窓の間閉塞作業。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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先日の某お寺様の
オープン収納家具取付時に施工するか否かを
判断した作業がありますのでご紹介いたします。
今回の現場では、結局施工しておりません。
この既設オープン収納家具と同じサイズの
新規オープン収納家具をお寺様はご希望でした。
この既設オープン収納家具の横に取り付きます。
既設オープン収納家具からしますと、L字型に
取り付くことになります。
ところがです。
既設のオープン収納家具の後ろは壁です。
新規のオープン収納家具の後ろは「窓」が
ございます。
建物平面図とオーダーメイド家具の位置。
建物を図面上横に切りまして
オーダーメイド家具の既設家具と新規の家具の
取付位置を簡単に示してみました。
このように使いたいわけです。
お客様は。
それで、見てもらってわかると思いますが
既設のオーダーメイド家具の後ろが「壁」で
新規のオーダーメイド家具の後ろが「窓」
なわけです。
何が言いたいかと申しますと
平面図のように新規オーダーメイドオープン収納家具を
窓の前に取り付けますと、
オーダーメイド家具と窓の間に空間が生まれるわけです。
事務方のお話によれば「窓」は開けることが無いそうです。
窓の外にシャッターが下りていますが、このシャッターも
開けることが無いそうです。
事務所内の空調はすべてエアコンを年間
ご使用されるそうで、「窓」を開けることは無いそうです。
建物を建てる時に、建築基準法上、そこに
「窓」が付いていないといけないとか、
事務の方がお話されました。
別途工事になる「窓」と家具の空間。
見積前に、
事務の方にはこの空間は埋めて欲しいと言われました。
見積後にご住職さまにご説明したのですけど
電話だったためか、なかなか理解してもらえませんでした。
結局、この閉塞作業は無しで再見積をしました。
閉塞作業の図面。
大きくしてみたい方はこちらをクリックしてください。
オーダーメイド家具屋にしか「出来ない」現場作業
閉塞作業図面のような
オーダーメイド家具と「窓」との間に
生まれた空間を埋められるのは
オーダーメイド家具屋だけです。
建築屋さんにはまず出来ません。
大工さんでもかなり器用な大工さんでないと
埋められないと思います。
杉田木工所はこのような
すき間や空間の閉塞作業を得意としております。
このような建物の中で
致しかなく生まれてしまったすき間埋めも
オーダーメイド家具屋は現場で
業務を担っております。
これと似たような
現場作業が必要になってしまったら
杉田木工所をたずねてみてください。
出来る方法を考えてみますので。
よろしくお願いいたします。
【杉田木工所へのお問い合わせ先】
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