見出し画像

【詳細編】海外からの運搬中に破損した家具の修繕・修理。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。

毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。


おともだち募集中。杉田木工所 LINE公式アカウント

おともだち募集中。杉田木工所 LINE公式アカウント



【杉田木工所 ホームページ】

【杉田木工所 ホームページ】



【杉田木工所 LINE公式アカウント】

【杉田木工所 LINE公式アカウント】


【杉田木工所代表 杉田光正 プロフィール】

【杉田木工所 代表 杉田 光正 プロフィール】

↓最近、プロのカメラマンさんに撮って頂きました。

家具の修繕。の1例です。似た状況に出くわした方のご参考になれば幸いです。
杉田木工所 代表 杉田 光正


海外からの運搬中に
破損した家具の修繕・修理。


最初の現場調査で見せて頂いた写真です。


↓前回の記事になります。

前回の記事からの続きになります。

海外の赴任先から
帰国されたお客様からのご依頼でありました。

海外の赴任先にも持ち込んだ
見る人がみればわかります、某高級家具メーカーのシリーズ
カタカナ5文字。

海外の赴任先から帰国されたのですが
船便で、赴任先のお国から運搬中にとんでもないことに。

【お客様との最初の現場調査で分かった破損個所】
1.巾木の正面左側の角面の破損。
2.両サイド引き出し取っ手の破損。
3.すべてのスライド丁番の調整。

1.巾木の修繕。

左側角面の破損個所です。

家具屋 杉田は、
海外旅行には、新婚旅行でしか行ったことがありませんで

船便を使って海外から自分の所有物を運搬して頂いた経験が
ありませんので、このような事がよくあることなのか、稀な
事なのかは、よくわかりませんが、
酷いことをする運搬会社であります。

幸いなことに、家具本体から
巾木の部分が分離出来ましたので、

巾木の下地材ごと、作り変えてしまいました。

巾木の修繕後。

修繕後の巾木。


巾木の化粧板はメラミン化粧板を貼って修繕しました。
修繕途中の写真でして、巾木の上の装飾部材の角が白くなっておりますが
色付けをしてお客様のところに納品しております。
あまり違和感のない色合いです。
杉田木工所の在庫メラミンでちょうど良いのが
ありましたので、在庫メラミンで修繕しております。



↓杉田木工所の在庫メラミンは"アイカ工業製Ji-300k"

巾木の修繕に使用しました
杉田木工所の在庫メラミンは、
アイカ工業製"Ji-300k"というメラミンです。

アイカ工業さんのカタログにあります
"ベーシックウッド"シリーズの中の一つです。

ほぼ違和感のない木目と色彩でありまして
家具屋 杉田もびっくりするぐらい家具にマッチいたしました。
長く製作をしておりますと、

こんなこともたまにはあります。


2.破損してしまった引き出しの取っ手。


指を掛けるリングが無くなっております。
真ん中の引き出しだけ助かっております。
良かったね。
指を掛けるリングが無くなっております。


破損した取っ手の上から撮った写真です。


この引き出し取っ手の
破損状態も酷い状態でありました。

船の中で何があったのでしょうか、何をされたのでしょうか。

指をひっかけて引き出しを引っ張るリング部分が
完全に無くなってしまっています。

この金物に関しましては、
もう交換するしか修繕する方法がありませんので
某高級家具メーカーさんに問い合わせをしまして

お聞きしたところ、

某高級家具メーカーさんのオンラインショップで
販売しているそうで、杉田木工所の名義で
取り寄せさせていただきました。


取り寄せた梱包箱に一緒に入っていた
説明書になります。

↓大きく見たい方は、こちらをクリックしてください。


某高級家具メーカーさんは
なぜか、この取っ手金物だけをオンラインショップで
販売されておりまして、他の取っ手は見当たりませんでした。

この金物は壊れやすいのか、よくわかりませんが
同じサイズ・同じデザインで1974年からずっと作り続けている
そうで、そういった意味合いからいたしますと

同じデザインの全く同じ金物が入手出来て
良かったと思います。
とても、運が良かったと思います。


3.すべてのスライド丁番の調整。

取り換える前の写真です。

だいぶ色あせている
スライド丁番。

写真を撮るのを忘れてしまったのですけど
すべてのスライド丁番を替えさせていただきました。

杉田木工所で採用したことのない
メーカーさまのスライド丁番だったものですから

調整もやりにくいのと
「経年劣化」が少し感じられたので、
このタイミングですべて交換させていただきました。

ムラコシ精工製のスライド丁番になります。

↓ムラコシ精工さんのスライド丁番の動画になります。

家具用扉の「耐震ラッチ」を
日本で唯一開発されたメーカーさんで
生産工場内に、実験機器を揃えて日々、努力を
重ねておられます。

↓耐震ラッチの動画も宣伝広報させていただきます。


スライド丁番も
すべて交換させていただきましたが、
これも杉田木工所の在庫スライド丁番で
交換させていただきました。

最近のオーダーメイド家具で使用する
スライド丁番は、"ソフトクローズ"機構が装備された
タイプを付けることがだんだんと「標準化」されつつありますが

今回の修繕作業には
お客様から、そこまでの性能は求めませんので。
ということで、ムラコシ精工製のスライド丁番を
取り付けさせていただきました。


総 評

納品後にお客様には
修繕以前より綺麗になりました。と
喜んでいただきました。

しっかり修繕することが出来まして
家具屋 杉田もたいへんうれしく感じました。

なかなかなレアケースだったと思います。

今後は、同じような修繕依頼の
ご依頼はないのではと思います。

すべての家具を元通りに
もどすことは出来ないと思いますが
なんとか、80%。ぐらいまでの

原状回復は出来るのではないかと
思っております。

今回の記事をご覧になられて
家具の修繕をしてみたいと。お考えになられた
方がいらっしゃいましたら

杉田木工所をたずねてみてください。

今回は、
某高級家具メーカーのカタカナ5文字。の
食器棚の修繕作業について
書いてみました。


次回予告。

次回、
木工やオーダーメイド家具について
なにか書いたいと思います。

よろしくお願いいたします。

次回予告。



杉田木工所 LINE公式アカウント。



【杉田木工所へのお問い合わせ先】

【みなさまからのこえのまどぐち】
みなさまからの木・家具・収納・カウンター等の
ご相談を承っております。
お電話をする事に、お気持ち的に躊躇い(とまどい)のプレーキが、掛かってしまう方は、メールやファックスでも良いですよ。
杉田木工所のメールとファックスは365日24時間営業をしております。
杉田木工所noteへの意見・苦情等でも構いません。
お問い合わせ内容をお手紙にしたためていただいて、送ってください。

杉田木工所LINE公式アカウントのトーク画面内リッチメニューの下段のまん中に「電話」というボタンがございます。この「電話」のボタンを押して頂きますと、家具屋 杉田の📱につながります。お急ぎのかたは、こちらからご連絡ください。

【杉田木工所】電話 0564-52-3279
※☏お電話でのお問い合わせは
月曜日~土曜日 8:0018:00とさせて頂いてます。

FAX 0564-52-3307
メール sugita-mokkoujo@ac.auone-net.jp

最近はメールでのお問い合わせがほとんどです。
メールは24時間営業で受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
杉田木工所LINE公式アカウントからも24時間営業で
お問い合わせお待ちしております。
ID: @803myxbb

杉田木工所への窓口案内。
「叩けよさらば開かれん」
次回予告。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?