思ってなかったやり口で、スモールビジネスのデジタル化(電子帳簿保存)が加速しそう。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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手紙110円、はがき85円に。郵便料金を30年ぶり値上げ。
日本郵政と言いますか、総務省から、
2024年秋頃に、葉書と封筒の郵便料金が値上がる発表がありました。
ちょっと衝撃でありました。
毎月、お取り引き先様に郵送している「請求書。」
があるのですが、この「請求書」が、一気に「デジタル化」しそうな郵便料金の改定でそんな予感がいたします。
電子帳簿保存法という法律が
2024年01月から施行されるのですが
2023年12月までの「請求書」送付方法と
2024年01月以降も同じ方法を採用し続けるのであれば
電子帳簿保存法は、何も関係しないのですが
「請求書」を郵送している料金が
A4で1枚~3枚あたり¥110.-では、さすがに
「請求書」をデジタルによる送付方法に変更する
会社様が出てくる事が容易に予想できます。
紙ベースでの請求書保管は紙ベースで了承。
もともと、紙ベースの「請求書」を
「デジタル化」してデータによる書類の保管。
7年間なんですけど。
これが、国税庁の目標でありましたが
「デジタル化」への移行までの時間があまりにも
短くて、全国の関係各所、クレームの嵐だった事から
2024年01月以降も
紙ベースでの「請求書」送付方法を
続けるのであれば、紙ベースで保管。
で、税務調査時の国税庁への提出義務が
課されている書類等の提出は紙ベースで了承される。
というのが電子帳簿保存法に付録としてつけられた
妥協措置でありました。
このような措置が出現して参りますと
総務省と国税庁で話が出来ていたのではと
勘ぐってしまいますが、
まぁ、たまたま、郵便事業の赤字補填のタイミングと
国税庁による電子帳簿保存法施行のタイミングが
偶然、重なった。と、思う事にしようと自分に言い聞かせます。
まさに「奥の手」。
物価も高騰。サービス価格も高騰。と
郵便料金だって値上がったっておかしくはないのですが
電子帳簿保存法とのタイミングが
見事にコラボレーションしている。
あくまで、杉田木工所 家具屋 杉田の見解ですが。
こんなやり口があったのかと。
まさに「奥の手」であります。
電子帳簿保存法施行後も
「請求書等」の紙ベースで保管了承という
付録を許したとはいえ、いずれは
すべての書類の保管や行政機関への提出を
デジタルで実施したい国税庁・各地方自治体の
意向なのだと思いますので
「やらせれた。」と
杉田木工所 家具屋 杉田は感じております。
2024年以降に
「請求書」をデジタルで杉田木工所に送付します。と
お知らせやご連絡のあった商社・代理店様は、
今日現在、1社もございません。
しかしながら、1社で数百社に「請求書」を
送付しなければならない商社・代理店様は
送付コストが約30%も引きあがってしまいますので
デジタル化に踏み切らないと
コストパフォーマンスが悪すぎるので
切り替えてくることでしょう。
まとめです。
いずれ、すべての書類が
デジタル化されて、紙ベースの書類が
1枚とて無くなる時代がやってくる事は間違いございません。
そのやり方に慣れるのに
早いか、遅いか、だけです。
良いタイミングと思って
関係各所は、デジタル化に踏み切りましょう。