使い勝手の悪い既設「テレビボード」の取替工事。第一部。既設「テレビボード」の確認。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
2023年05月11日(木曜日)
本日は、杉田木工所noteにて
blogをお送りいたします。
製作事例のご紹介です。
「テレビボード」になります。
今回納品させていただきました「テレビボード」は
約2ヶ月ほど前に杉田木工所に来所されました
個人のお客様のご依頼がスタートでありました。
ご自宅を建てられて
住み始めたご自宅にテレビボードが取り付けられていたのですが
とても使い勝手が良くない。
ご自宅に住まわれてどれだけ時間が
経過したのかはお聞きしていませんが、今リビングに取り付いている
テレビボードを交換したい。
その思いで杉田木工所を訪ねられました。
【使い勝手の悪い既設のテレビボード】
お客様のご自宅を建てられた
建築屋さんが設計して、大工さんが集成材を加工して
テレビボードを取り付けられたそうです。
壁から出ている「テレビボード」の奥行が250㍉。
どういうお考えで奥行250㍉を導き出したのかお聞きしたい
ぐらいですが、最初の1枚目の写真をご覧いただければ
わかりますが
ビデオレコーダーもプレイステーションも
収まっておりません。
集成材でしっかり作ってあるのですが
まったくもって残念なテレビボードであります。
【お客様の最初のイメージとご希望】
〔お客様のご希望〕
w(幅)1,600㍉×h(高さ)×d(奥行)390㍉のサイズ。
引き出しか扉を付けて欲しい。
曇りガラスを一部に使いたい。
予算:10万円以内。
色は艶ありの白。両サイドの収納家具と合わせたい。
このようなご要望が最初ございました。
『杉田木工所からの返答』
1から5までのご要望を叶えると25万ほどかかってしまう。
化粧板の材料だけで8万ほどかかってしまいとてもお客様のご予算であります10万円内には収まらない。
そう申し上げました。
一旦ここまでのお話をご自宅まで持って帰られて
奥様と拳闘協議しますと言われて最初の打ち合わせは終わりました。
【練り直されてシンプルにまとまったテレビボード】
上下2段に分かれまして
上段はオープン収納スペースで右側にビデオデッキ。
左側にプレイステーションを配置します。
下段は3等分割して引出し収納するというテレビボード
今回の記事は、
このお話が来てから杉田木工所で打ち合わせ。
その後、お客様のご自宅を見せて頂き現場調査。
という内容で今回の記事はここまでです。
次回は
この既設のテレビボードを新規テレビボードに
取り替える工事でいちばんの山場だった
既設テレビボードの取り壊しから始まります。
乞うご期待。