キャスターワゴン付引き出し収納家具のスピンオフ記事です。大容量。650㍉の引き出しスライドレール。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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前回お伝えしました
キャスターワゴン付き引き出し収納家具の
スライドレールの部分だけの
詳細をお伝えする
キャスターワゴン付き引き出し収納
スピンオフ記事になります。
【LANP製 スライドレール4670 セルフ&ソフトクロージング機構付】
大きく見たい方はこちらをクリックしてください。
どちらかと言いますと
珍しいと言いますか、あまり採用される
事が少ないと思われるスライドレールです。
そのスライドレールを紹介したいと思います。
もうひとつ下のグレードの
スライドレールで「3660」というスライドレールが
あるのですけど、最長で600㍉までしか
長さがありませんので、
今回、本来重量用として設定されている「4670」を
採用いたしました。
お客様が600㍉の奥行きを持った
引き出し収納を使いたいとのご要望でしたので
スライドレール長650㍉を使いました。
結果的に重量用を選択して良かったと
あとから思った次第です。
結構深さのある引き出しがあるものですから
何を入れられるのかは
細かく聞いておりませんが、メーカー推奨の
引き出し耐荷重が30㎏。
この30㎏は、巾350㍉×奥行き650㍉の引き出しサイズで
引き出しの中央に重さをかけた時の最重量値だそうで
今回の引出しは巾550㍉×奥行き650㍉。ですので
引き出しに余裕を持たせましてお客様には
引き出し最重要値は20㎏までで
お使いください。とメーカー共々からの
お願いと言う事で、そうお伝えいたしました。
記事内に貼り付けました
動画にありますように、引き出しが閉まる
手前30㍉あたりで、
引き出しが自分で格納されていきます。
大手メーカー製
システムキッチンの引き出し同様の動きが
オーダーメイド家具の引き出しでも可能です。
【推奨引き出し奥行きは450㍉】
今回のお客様のように
奥行きのある引き出しをお使いになられたいとの
ご要望で今回製作させて頂きました。
杉田木工所 家具屋 杉田としましては
推奨引き出し奥行きは400㍉~500㍉程度。
今回のお客様にも
打ち合わせ時に言われましたが
量販型家具も、奥行きを持たせてある家具で
奥行きが450㍉。
という家具がいちばん多いです。
使い勝手が良いサイズ感。
化粧板の巾規格サイズが900㍉なので半分で450㍉。化粧板を引き出しにした時に、化粧板の余りが出ない。
そんな理由から450㍉が多いと思われます。
【価格もそれなりになります】
450㍉が一番よく製作される引き出し収納
と言う事は、スライドレールを製作しているメーカーさんも
450㍉前後をいちばん量産しているわけです。
いちばん量産されていると言う事は、
オーダーメイド家具に使用される金物は
基本的にオーダーメイドに準ずるので
高値推移で価格があらわされる事が多い中
比較的安価なのです。
しかしながら、450㍉~500㍉を超えてきますと
メーカーから販売されるスライドレールの数も
少なくなります。
従いまして、今回のような650㍉という
長さのスライドレールは、「高値」です。
今回のお客様には、この事はご了承頂きました。
まとめです。
今回、650㍉という長さの
スライドレールをご紹介させて頂きました。
入るモノが決まっている。
スライドレールの中でも「高値」
大手システムキッチンメーカー製の引き出しにも引けはとりません。
このような事を今回の記事から
大勢の方が知って頂けるとありがたく存じます。
引き出し収納に関する
お問い合わせ等がありましたら
「杉田木工所」まで
たずねてみてください。
今回は、650㍉のスライドレールの
ご紹介でありました。
【杉田木工所へのお問い合わせ先】
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